2024年 4月 20日 (土)

間違った歯みがきが怖い病気を招く 工夫次第で歯周病や酸蝕歯を予防

提供:全薬販売株式会社

「酸蝕歯」を防ぐには歯みがきのタイミングが重要

   歯みがきを行うタイミングに注意が必要な時もある。それはレモンや炭酸飲料といった酸性の物の飲食後だ。酸が歯の表面を柔らかくし、歯が削れやすくなっているため、食後30分以上経ってから歯をみがくのがよい。酸性の基準は「pH(ペーハー)値5.5以下」で、たとえばレモン(pH2.1)、炭酸飲料(pH2.2)のほか、梅酒(pH2.9)、酢(pH3.0)、スポーツドリンク(pH3.3)、ワイン(pH3.8)、オレンジジュース(pH4.1)、しょうゆ(pH4.7)があげられる。

   酸性の飲食を続けながらケアを怠っていると、歯の表面を覆うエナメル質からミネラルが溶け出す「酸蝕歯」を引き起こすリスクが高まる。「歯の先端が透けたり、ひび割れたりしている」「冷たい飲み物が歯にしみる」「歯の黄ばみが目立つ」といった症状に始まり、悪化すると歯が溶けてなくなる可能性もある。

   こうした歯の疾患の予防には、有効成分を含んだ歯みがき剤や洗口液を使うのも手だ。全薬販売(本社・東京都豊島区)の「オーラパール」は、グループ会社であり「ジキニン」でおなじみの全薬工業(本社・東京都文京区)で、歯周病や酸蝕歯予防に重点を置いて開発され、歯みがき剤と洗口液の両方をそろえている。薬用歯みがき剤「オーラパール」の有効成分の1つである「塩化リゾチーム」は止血作用、抗炎症作用、溶菌作用があり、この塩化リゾチームの作用を活性化させる「塩化ナトリウム」のほか、歯ぐきをケアする薬用成分も数種類配合した。

   「オーラパール洗口液6.8」は、歯みがき前に口に含んで10~20秒すすいで使用する。独自のバッファ処方による緩衝作用の働きで、食後に口内のpHが酸性に傾いていてもすぐに中性に戻す力がある。これにより、歯が削れやすい状態を食後すぐに改善でき、酸蝕歯予防に役立つ。

   また、「オーラパール」に含まれる成分ナノ粒子「薬用ハイドロキシアパタイト」は、歯のエナメル質を補給するはたらきがあるが、pHが中性に近いほどその作用が促進される。このため、オーラパールの製品サイトでは、「オーラパール洗口液6.8」で歯を中性にした上で、薬用歯みがき「オーラパール」の使用を勧めている。



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