いまや日本を二分する「きのたけ戦争」。明治のスナック菓子「きのこの山」と「たけのこの里」、双方の支持者が、ここ数年繰り広げている舌戦が、まもなく終結するかもしれない――。「霊長類最強女子」の異名を持つ女子レスリング、吉田沙保里選手(34)が「たけのこ支持」を表明したことで、インターネット上の「きのこ派」が騒然としている。きのこ派が期待を寄せる人物は...吉田さんは2017年6月6日、ツイッターに期間限定商品「たけのこの里 あずきミルク」の写真を掲載して、こうつぶやいた。「たけのこの里好きの私には、色んな味が出てくれて嬉しい」このツイートに対して、卓球女子の福原愛選手(28)が「私もたけのこ派です」とリプライを飛ばすと、たけのこ派からは「勝利宣言」が続々と投稿された。「我が軍は圧倒的ではないか」「たけのこ派の圧倒的勝利か」「吉田沙保里に福原愛等がたけのこ派か、もはや我々たけのこ派の勝利は必定だな!」日本を代表するアスリートの参戦を受け、一方のきのこ派からは弱気なコメントが続出している。「流石にこれはきのこ派も負けを認めざるを得ない」「きのこ派だけど素直に負けを認めるしかないかもしれない」そんな中、一部のきのこ派は、男子ハンマー投げの室伏広治さん(42)に期待を寄せている。室伏さんは16年6月に現役引退の意向を示したが、その身体能力に期待しているのだ。「室伏がきのこ派じゃない限り未来がない」「室伏ニキ(編注:アニキの意)がきのこ派ならまだ望みはある...」「これで室伏ニキがきのこ派だったら戦争はさらに激化しそう」「室伏広治がきのこ派じゃなければ、きのこたけのこ戦争は終戦」ツイッターでは参戦を望む声が、徐々に増えている。今回の吉田さんの投稿があった6日以降、室伏さんのツイッターでは6月8日昼現在、「きのたけ戦争」に関するつぶやきは見当たらない。
記事に戻る