2024年 4月 28日 (日)

耳ツボダイエットと小顔、鍼は本当に効く? 漢方で無理なくスリム&ビューティー

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

耳ツボを刺激すると、満腹感を抑えるホルモンが

小島さん「耳には迷走神経があります。これは、副交感神経の1つで、体をリラックスさせる働きをしている神経です。耳ツボを刺激すると、この迷走神経が刺激されて体の脂肪細胞の中からレプチンというホルモンが作られます。レプチンが血中に流れると、エネルギー代謝を活発にしてくれます。また、レプチンは脳の視床下部にある摂食中枢や満腹中枢に直接働きかけ、満腹感を増してくれるのです。結果的にエネルギー代謝がよくなって脂肪を燃焼するうえ、あまり食べなくなりますから、体重が落ちるということですね」

   耳ツボを刺激すると、レプチンが生まれ一石二鳥の働きをするわけだ。ツボといえば、もう一つ忘れてはいけないのが顔に打つ鍼(はり)だ。番組では、鍼灸専門誌「現代鍼灸学」に載った調査が報告された。「美容の目的で鍼や灸を経験した人の調査では、82.8%の人がリフトアップ(顔の持ち上げ・引き締め)や小顔効果を実感、17.2%が実感しなかった」という。鍼灸専門誌の調査なので、割り引いて評価する必要があるかもしれないが、「美容鍼」は小顔効果をなぜ実感できるのだろうか。

   先に登場した東京有明医療大学の安野教授は、美容のために打つ鍼の効果を科学的に調べている。その結果、鍼による顔の血流の変化にあると考えている。番組では安野教授が行った実験の映像を公開した。実験では長さ15ミリ、直径0.16ミリの鍼を使用。被験者の女性の顔の10か所に鍼を打ち、血流の変化を特別の機器で検査した。皮膚の深さ0.5ミリのところを流れる血液の赤血球の量を赤い色で表示する仕組みだ。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中