2018年 8月 17日 (金)

NHKが「テロ『党』準備罪」 誤字幕めぐり「意図」の深読み合戦

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   テロ等準備罪の新設をめぐり国会が紛糾した2017年6月14日、NHKのニュース番組である「ハプニング」があった。

   発端となったのは、夜21時台の「ニュースウォッチ9」だ。

  • NHKの意図を「深読み」する人続出
    NHKの意図を「深読み」する人続出

一文字違うだけで意味が大違い

   自民党が行った「中間報告」作戦について紹介する場面で、画面下のテロップで、「テロ等準備罪」とあるべき箇所が、

「テロ党準備罪」

と誤植されていたのだ。「テロ党」という語感の面白さもあり、画面写真はたちまちネットで拡散された。

   ユニークなのは、これに対する反応だ。まず与党支持層は、

「ブラックユーモアです、間違ってない!テロ党は共産党のことです」
「テロ党準備罪とは日本共産党の他、民進党 社民党をさしているのでしょうね(苦笑)」
「テロ党って共産党とか民進党とか野党のこと?w」

と、「テロ党」=法改正に反対する野党を示す言葉として受け取り、盛り上がる。

番組内で「字幕に誤りがありました」

   ところが逆に、野党支持者は、

「NHKも自民公明維新が民主主義に対するテロ党だと理解してたんだな」
「テロ党準備罪 自民党のことかw」
「テロ党とは、自民、公明、ついでに維新ですね。共謀罪を強行して、人権に対するテロを計画してますからね。NHK、たまにはいいこと言うな」

と、法改正を推進する与党こそが「テロ党」だとして、こちらもこちらで盛り上がった。中には、「NHKの小さな抵抗を見たり!!!」と、政権への密かな「抗議」であると受け取り、NHKを持ち上げる人も。

   なお番組では誤植の直後に、桑子真帆アナウンサーが、「テロ等準備罪をめぐるニュースの中で、字幕に誤りがありました」と謝罪している。

   そんなから騒ぎなどはそしらぬように、翌15日朝、組織犯罪処罰法改正案は参院本会議で可決され、成立した。

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