2019年 7月 23日 (火)

この秋キイロスズメバチ大量発生 刺されなくても「毒液攻撃」が怖い

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   夏の終わりから秋にかけて、スズメバチの脅威が高まる。厚生労働省「人口動態調査」で直近の年次データである2015年を見ると、「スズメバチ、ジガバチ及びミツバチとの接触」による死者は男女合わせて23人に達している。有毒動植物の接触による死亡事故では、圧倒的に多い。

   なかでもキイロスズメバチは極めて凶暴で、うかつに巣に近づくのは危険。しかも攻撃法は毒針で刺すだけではなく、毒を吹きかけてもくるというからタチが悪い。

  • 雑食性のキイロスズメバチ
    雑食性のキイロスズメバチ

雑食性で都会の生活環境にも適応

   9月に入って、スズメバチによる被害が報告され始めた。2017年9月11日、北海道札幌市にある藻岩山の登山口で、男女11人がキイロスズメバチに刺された。テレビ朝日のニュースは全員軽症だと報じた。また人的被害ではないが、9月6日夜に長野県千曲市にある文化財「松田館」で、県宝の建造物を含む複数の建物が全焼した。複数の報道によると、スズメバチの巣を駆除する業者が巣を煙でいぶし、殺虫剤をかけたところ誤って引火したのだという。

   今年の秋は、キイロスズメバチの大量発生が懸念される。9月12日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)では、農学博士の大類幸夫氏のコメントとして、キイロスズメバチの天敵であるオオスズメバチの減少を理由に挙げた。オオスズメバチは土中に巣をつくるが、夏の長雨でダメージを受けてしまった。一方キイロスズメバチの場合、住宅の軒下や天井裏といった場所に巣をつくるため、雨の影響を受けにくい。

   環境への適応力に優れ、近年は都会にも増えている。雑食性なので、昆虫をえさとするだけでなく食べ残しのジュースやお菓子も好んで食べる。巣のサイズは大きく、働きバチも多い。巣に近づいただけで威嚇してくる、面倒なハチなのだ。

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