「立憲民主党」を立ち上げた枝野幸男氏の、とある一言に注目が集まっている。1人カラオケで、欅坂46の歌を歌いたいというのだ。産経新聞2017年10月2日付朝刊(15版)によると、枝野氏は1日に民進党本部を離れた後、「1人カラオケに行きたいよ。(欅坂46の)『不協和音』を歌うんだ」と周囲に漏らしたという。「仲間からも撃たれると思わなかった」「不協和音」は欅坂46の4枚目のシングルで、2017年4月5日にリリースされた。作詞は秋元康さんが手掛けている。歌詞には、枝野氏の心境や現在の政局とも解釈できる言葉が並ぶ。「仲間からも撃たれると思わなかった」「僕には僕の正義があるんだ」「君はYesと言うのか 軍門に下るのか」10月2日夜の「報道ステーション」(テレビ朝日系)では、枝野氏へ「(「不協和音」の)1番好きな歌詞」を問うインタビューシーンが放送され、枝野氏は「一度妥協したら死んだも同然」と答えていた。乃木坂46「インフルエンサー」をテーマ曲にしたことも枝野氏はアイドル好きとして知られるが、ツイッター上には驚きの声とともに、「歌詞がここんとこの予言なんじゃないかというくらい」「『不協和音』になる事を恐れず、リベラルの王道を堂々と歩んでほしいです」「今の政界を考えると不協和音の歌詞に近い状況だなと改めて思いました」など、「不協和音」の歌詞とぴったりだとする感想もつぶやかれた。また今年8月の民進党代表選挙の際には、テーマ曲に乃木坂46の「インフルエンサー」を掲げていた。「存在するだけで 影響与えてる インフルエンサー」という歌詞に重ね、「存在することが影響を与えられるような政治家、リーダーになりたいという思いはある」ことを、8月21日放送の「みんなのニュース」(フジテレビ系)で明かしていた。
記事に戻る