2019年 11月 13日 (水)

枝野氏には刺客、辻元氏は命拾い 小池氏「標的」選びの基準は?

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   衆院選の公示まで1週間に迫った2017年10月3日、希望の党が小選挙区と比例区合わせて192人を公認したと発表した。そのうち民進党出身者は110人にのぼり、「希望」の民進党頼みが浮き彫りになった。

   これらの候補者は与党への対立候補となるが、中には、元々は民進党から出馬予定で、「希望」に合流しなかった人への「刺客」も多い。ただ、旧民進党で「希望」入りしなかった(できなかった)人でも「刺客」を送り込まれなかった人もいる。違いはどこにあったのか。

  • 9月28日に民進党で行われた民進党の両院議員総会。「希望」からの刺客が送り込まれる人とそうでない人が分かれた
    9月28日に民進党で行われた民進党の両院議員総会。「希望」からの刺客が送り込まれる人とそうでない人が分かれた

「都ファ」代表の父親が娘の地盤借りて...

   最も象徴的なのが、立憲民主党を立ち上げた枝野幸男氏への対応だ。枝野氏は埼玉5区が地盤だが、「希望」は新人の高木秀文氏を擁立した。枝野氏は前回14年の衆院選で、自民公認の牧原秀樹氏が8万6636得票したのに対して9万0030票を得て、かろうじて勝利している。今回の衆院選では共産党と候補者一本化の余地があるにしても、「反自民」票は枝野氏と「希望」に割れるのが確実で、苦しい戦いを迫られそうだ。

   ほかの「立憲民主党」組も、刺客との戦いを余儀なくされる。

   長妻昭氏が4回連続の小選挙区当選を目指す東京7区には、「希望」から新人の荒木章博氏が立候補する。荒木は熊本県議を辞職したばかりで、元々は熊本2区に立候補する意向だった。荒木氏は、小池氏が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」の荒木千陽(ちはる)代表(東京都議)の父親。千陽氏は中野選挙区選出で、東京7区には中野区も一部が含まれる。父親が娘の地盤を借りる形で出馬することになり、仮に小選挙区で勝てなかったとしても、比例復活の可能性が出てくる。

   12年、14年と小選挙区で連敗している菅直人氏は引き続き東京18区から出馬。「希望」からは、新人・ときた敦氏が立候補する。

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