「北」にラブコール?「デタラメ言うのやめてください!」 共産・志位氏が「日本のこころ」に激怒

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   衆院選の公示を3日後に控えた2017年10月7日、東京・六本木で行われた「ネット党首討論」で、共産党の志位和夫委員長が「デタラメなこと言うのやめてください!」と色をなす一幕があった。

   北朝鮮の核やミサイルをめぐる問題で、圧力だけではなく対話も模索すべきだとする共産党の主張を、「日本のこころ」中野正志代表が批判。その中で、共産党がかつて北朝鮮のトップに「ラブコール」を送った過去があったと発言した。志位氏は即座に事実関係を否定したが、中野氏はその後も「二枚舌」などと共産党を批判する不規則発言を繰り返した。

  • 日本のこころ・中野正志代表(左端)と共産党・志位和夫委員長(右端)の応酬が展開された
    日本のこころ・中野正志代表(左端)と共産党・志位和夫委員長(右端)の応酬が展開された
  • 討論会には与野党8党の党首が出席した
    討論会には与野党8党の党首が出席した

「志位さんだって、北朝鮮のあのトップに...」

   討論会は与野党8党の党首が出席。大きく「外交・安全保障」「憲法改正」の2つのテーマで行われた。北朝鮮をめぐる問題で、安倍晋三首相(自民党総裁)が

「『対話のための対話』は意味がない」

と主張したのに対して、志位氏が

「対話をしなかったことが今の事態を招いている」

などと反論。こういったやり取りの後、中野氏が次のように志位氏に矛先を向けた。

「あえて申し上げますけれども、志位さんだって、北朝鮮のあのトップに、だいぶラブコールをやられた『かつて』がありました。しかし蹴られました。相手にされませんでした。お兄さんを殺した人、おじさんを殺した人、しかもあの1万5000人のスタッフを粛清したのがあの北朝鮮のトップですよ。簡単に対話、対話なんて言ったってダメですよ。やっぱり核開発ミサイル開発、ああいう...」
 

   志位氏が

「中野さんね、事実に基づいて議論したいと思うんですがね」
 

と割って入ろうとすると、中野氏も

「筆坂(秀世)さんがちゃんと言ってるでしょ」

と言い返した。志位氏は挙手の上で次のように述べ、改めて現時点での共産党と北朝鮮との関係を否定した。

「だから、『今は』でしょ」

「あのねぇ、筆坂さんが言ったからってそれは事実になりませんよ。日本共産党と朝鮮労働党、党関係は80年代最初からないんです。それはラングーンのテロ事件やった、日本漁船の銃撃事件やった、それを私たちが批判したら、相手がものすごく乱暴な批判をしてきた。ですから一切関係ありません。ラブコールなんて送った事実がないんです!デタラメなこと言うのやめてください!」
 

   中野氏は「だから、『今は』でしょ」と、かつての共産党と北朝鮮との関係を問題視したかったようだ。ただ、中野氏の元々の発言は「志位さん」が北朝鮮の指導者に「ラブコール」を送った過去があったというもので、そういった事実は確認できない。その後も中野氏は、自衛隊と憲法をめぐる議論でも「二枚舌」などと共産党に対して不規則発言を繰り返した。

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