相鉄線で「やばい、煙で死にそう...」 何が起きた?消防署に聞いた

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   横浜市旭区内の相模鉄道・二俣川駅近くで2017年10月23日早朝、電車内に黒い煙が充満し、乗客がツイッター上で助けを求める騒ぎになった。

   一時は、落雷が原因との未確認情報が出回ったが、一体何が起きたのだろうか。

  • 鉄道で何が起こったのか(写真はイメージ)
    鉄道で何が起こったのか(写真はイメージ)

落雷があったとの情報もあったが......

   「たった今落雷くらい停電しました。。」「やばい、煙で死にそう・・・」。23日5時30分ごろ、湘南台発横浜行き各駅停車の電車内にいた乗客と見られる人からツイッター上で投稿が相次いだ。

   動画もアップされ、それを見ると、黒い煙が車内に広がり、乗客が戸惑う姿が映っている。「ただ今、停電が発生しました。ご利用のお客様にはご迷惑をおかけします」とアナウンスが流れる中、「ケガした人いないですか?」と叫ぶ男性客の声が響く。台風21号の影響で窓には大きな雨粒が付いている。

   「大丈夫です。ちょっと頭が......」。女性客がこう答え、「後は?」「向こうはちょっと確認できない」「窓開けて! 窓」などと叫ぶ声が聞こえる。ある男性客が窓を開けようとしたが、開かない様子で......。

   相模鉄道の広報担当者にJ-CASTニュースが23日に取材したところ、車内にいた乗客らは、煙が出た約15分後には、運転士や車掌がドアを開けて、最寄りの二俣川駅まで線路を歩いて誘導した。煙を吸い込んでいたため、乗客3人が病院に搬送された。横浜寄りの2両目から煙が出たのは分かっているというが、落雷があったのかも含め、原因はまだ分かっていないとしている。

   旭消防署は、煙が出た原因について、広報担当者が次のように取材に話した。

「雷鳴聞いておらず、ショートの可能性も」

「二俣川駅の駅員がこの電車を目撃しており、パンタグラフの上から下へショートしたような火花が出て大音量が響いたと話しています。おそらく、パンタグラフから車両に電流が流れたのだと思います。電気系統を分解して調べてみないと分かりませんが、天井裏にある扇風機がショートした可能性はあるかもしれません。屋根には、穴が開いていました」

   車内に煙が充満したのは、換気のための扇風機の吹き出し口から出たからではないかという。車内の蛍光灯も、過電流が流れて両端の金属端子が焼けていたそうだ。

   落雷の可能性については、「現場は消防署から近く、雷が鳴れば分かりますが、鳴っていませんでした」と話している。

   煙が出た直後、乗客とみられる男性から「雷が落ちた。火は見えない」と110番通報があったというが、旭署の副署長は、雷があったかも含め、原因についてはまだ分かっていないと取材に答えた。

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