2018年 7月 23日 (月)

北の意味は「にげる」「そむく」? 今年の漢字に「納得」する人たち

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   2017年の「今年の漢字」に選ばれた「北」をめぐり「なるほど」「納得できない」など賛否両論だ。

   主催者の漢字検定協会は「北朝鮮」「北部豪雨」などとその理由を挙げるが、「こじつけ」だとの声もあがる。ただ、「北」には「きた」以外にも「にげる」「そむく」などの意味がある。この点から、森友・加計問題で内閣支持率が下がった17年を表すのにふさわしい、と主張する人も出ている。

  • 「北」には「きた」以外の読み方もある(2017年「今年の漢字(R)」第1位「北」 主催・写真提供:(公財)日本漢字能力検定協会)
    「北」には「きた」以外の読み方もある(2017年「今年の漢字(R)」第1位「北」 主催・写真提供:(公財)日本漢字能力検定協会)

「理由のこじ付け、全部希薄」

   「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会が毎年年末に公募しているもので、17年は全国15万3594票の応募のうち「北」が最も多い7104票(4.63%)を集めた。

   主催者の発表資料では、「北」の選出を

「『北』朝鮮ミサイルの『北』海道沖落下や九州『北』部豪雨などの災害から、平和と安全の尊さを実感した年。スポーツ界では、『北』海道日本ハムファイターズの選手に期待が集まり、「キタ」サンブラックが大活躍した」

と説明。これに異議を唱えたのがタレントの松尾貴史さん(57)だ。発表翌日の17年12月13日朝、ツイッターに

「『北』て何やねんな。理由のこじ付け、全部希薄。もっと、『逃』とか『隠』とか『操』とか『難』とかありますやんか」

と腑に落ちない様子だ。

「まけてにげる。『敗北』」「そむく。」

   ただ、「北」には「きた」以外に意味もあり、発表資料でも

「(1)きた。きたの方角。『北上』『北方』」(2)まけてにげる。『敗北』(3)そむく。」

の3つが説明されている。松尾さんのツイートを見ていたツイッター利用者が

「象形から『そむく・にげる』を意味する『北』という漢字が成り立ちました」

というウェブ上の説明を引用しながら

「なるほど。わが国の首相のことかあ」

と指摘すると、安倍政権に批判的な書き込みも多い松尾さんは

「おお、そういう深い理由があったのですね!背任、逃走、なるほど!」

と、納得したようだった。松尾さんのツイートには

「なるほど『敗北』の『北』とか...」
「そこまでの深い意味があるとは!ピッタシやね~(笑)」

といった声も寄せられた。

   「今年の漢字」で「北」の次に多かったのが、

「森友・加計学園問題、議員の不祥事など『政』治家の問題が相次いだ。また、衆議院解散総選挙による第4次安倍内閣の発足や新党設立、トランプ米大統領の来日など、国内外を問わず『政』治に大きな動きがあり、人々の関心が高まった」

という理由で「政」。3571票(2.32%)を集めた。

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