タレントのりゅうちぇるさん(22)が、2017年12月14日更新のインスタグラムで、自分のメーク動画に対して「やりすぎ」や「オカマ」といった書き込みがあったことを受け、改めてメークに対する考え方などを披露した。「やりすぎ」「オカマ」という言葉は、学生時代からずっと言われてきたそうだが、「人それぞれの『普通』も全然ちがうし、(略)そんな世の中は、僕が変えていきたい」としている。メーク過程を撮った動画をたびたびアップこれまでりゅうちぇるさんは、たびたびSNSに自分のメークする過程を撮った動画をアップしてきた。アップするたび、「すごい!」「りゅうちぇる見習ってメーク頑張る」「リップはどこのですかー?」など、多くの反響が寄せられる人気企画だ。しかし、中には否定的なコメントもないわけではない。りゅうちぇるさんによると、「この前のメイク(メーク)動画で『やりすぎ』とか『オカマ』など、そういうコメントをたくさんいただいて...」と、批判ともとれるコメントが寄せられたという。これに対し、「僕がメイクをしたのは、中学2年生の時で、おヒゲを隠すために始めたの」と、メークをはじめたきっかけを明かした。続けて、「そしたら自信がついてきて(中略)いつからか、メイクをする理由は『自分を表現するため』という理由に変わっていたの」と、説明する。美しくなるためにメークをする人もいるが、りゅうちぇるさんがメークをするのは、あくまで自身を表現するためであり、「なので、何を言われても!!自分が、好きな自分でいるために、自分の好きなメイクをこれからも続けていきます!!」と、姿勢を貫いた。人それぞれの「普通」も全然ちがうまた、「やりすぎ」「オカマ」というコメントについても、考えを述べる。「『やりすぎ』『オカマ』なんて言葉は、同じような人達から学生時代から言われてきた言葉」だそうで、「僕の中では何が『やりすぎ』なのか今でも分からないし、全てにおいて、限界を決めたくないし、人それぞれの『普通』も全然ちがうし、『やりすぎ』かどうかは誰も決めてはいけないと思うな。そんな世の中は、僕が変えていきたい」と、話す。さらに、「メイクしただけで『オカマ』と言われるなんて悔しすぎるし、僕はその『オカマ』という言葉を悪口としてとらえてはいません」とも。これに対しインスタグラムでは、「りゅうちぇる、ガンバ!応援してます」「自分を自分として向き合えている人は、すごいカッコいいし尊敬してます」「誰だってなりたいものだってあるし、コンプレックスはあると思うからりゅうちぇるみたいに意思表現できるのが羨ましかったのかな」など、応援コメントが殺到。「いいね!」は4万3000件以上だ(12月15日現在)。りゅうちぇるさんは、文の最後に、「いろ~んなことで傷つくこともあるけど、、でもそれを気にして、そんな人達に合わせて自分を隠したくない」「僕はこれからも絶対に曲げたくない。皆んなも、辛くても悔しくても、ブレずに、自分らしくいこうね」と、読者に呼びかけている。
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