宮内庁VS週刊新潮 退位めぐる陛下の本当の「お考え」

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   天皇陛下の退位が2019年4月30日に決まったことを受け、政府は退位と即位の儀式の準備を本格化させる。菅義偉官房長官をトップとする準備組織が18年中にも立ち上がる予定だが、天皇陛下が退位の儀式を「できるだけ簡素になさりたいとのお考え」をお持ちだと、宮内庁が公表した。

   欧州で新旧の国王がバルコニーに出てきて国民の前であいさつするような行事も行う考えもないといい、その点を「度々、我々に留意するようご注意を頂いていた」という。これらの「お考え」は、週刊新潮の報道に宮内庁が抗議する中で明らかにされた。

  • 天皇陛下の退位儀式はどのような内容に?(2017年8月撮影)
    天皇陛下の退位儀式はどのような内容に?(2017年8月撮影)

新潮「華やいだ雰囲気で皇居を去りたいお気持ち」

   問題視されたのは週刊新潮12月14日号(首都圏など7日発売)に

「『安倍官邸』に御恨み骨髄 『天皇陛下』が『心残りは韓国......』」」

と題して掲載された記事。記事終盤で「ある官邸関係者」が

「最近耳にしたのが、陛下が華やいだ雰囲気で皇居を去りたいお気持ちを持っていらっしゃるということ。具体的には、一般参賀のような形で国民に対してメッセージを発し、そのうえでパレードをしたいと考えておられるようです」

と述べた部分だ。特に「陛下が華やいだ雰囲気で皇居を去りたいお気持ちを持っていらっしゃる」という部分が問題視された。

   宮内庁が12月14日に公表した週刊新潮への抗議文では、昭和天皇の逝去から「即位礼正殿の儀」まで1年10か月あったのに対して、今回は退位から即位まで数か月しかない中で一連の儀式を行う必要があるとして、天皇陛下は退位の儀式については「法案が通った非常に早い時期」から「できるだけ簡素になさりたいとのお考えをお持ち」だとした。こういったことから、

「華やかなものをお考えとはとても考えられないことです」

   と記事に反論した。

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