2018年 11月 14日 (水)

「フェミニストたちのせいで、私たちは職を失った」 F-1グリッドガール廃止で論議

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   フォーミュラ・ワン(F-1)が、2018年のシーズンからグリッドガールを廃止することを、2018年1月31日、公式サイトで発表した。

   F-1側は廃止の経緯について、グリッドガールが「ブランドバリューにそぐわず、現代社会の規範と調和しない」と説明しており、その背景には「女性差別」批判があった。一方で、こうした批判に対する反発もあり、廃止の是非について議論が巻き起こっている。

  • F-1から「グリッドガール」が消える(画像はイメージ)
    F-1から「グリッドガール」が消える(画像はイメージ)

廃止理由を「現代社会の規範に合っていない」と説明

   グリッドガールはレースクイーンとは異なり、レースが始まる前に参加車の前に立ち、それぞれのナンバーやドライバーの名前を掲げる女性のことで、F-1では長く伝統として親しまれてきた。

   しかし、そうした伝統に対して「差別的」と見る向きが近年生まれており、スポーツでの女性の地位向上を訴える英団体「Women Sport Trust」は、17年12月に

「今後、より多くのマーケッターやスポンサーが、21世紀においてはグリッドガールの存在は受け入れられるものではなく、多くの男性と女性にとって不快なものであると気付くだろう。こうした時代遅れの習慣を続けることで、ボクシングや自転車、モーターレースなどは新たなファンを得る機会を逃すだろう」

と、モータースポーツのグリッドガール以外にも、ボクシングのラウンドガールなども含めて批判する声明を出している。

   そうした社会的な流れを受け、F-1は1月31日の発表で、グリッドガールの廃止を発表し、その理由を

「グリッドガールは、何十年にもわたってF-1の不可欠な要素であったが、この習慣はブランドバリューにそぐわず、また明らかに現代社会の規範に合っていない」

と説明し、3月25日からオーストラリアで始まるF-1グランプリから廃止されるとした。

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