お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(47)は料理上手で知られ、昨年から高校生の息子のために作ったお弁当の紹介が相次いでいる。しかし、「奥様はゴロゴロしているの?」といったリプライが寄せられることになり、宮迫さんは「嫁も作っている」「ウチの嫁は凄いねんッ!!」とキレ気味に反論したのだが、それに首を傾げる人が続出した。というのも、宮迫さんは「鬼嫁」として奥さんを紹介するネタを頻繁に披露していたからだ。「お弁当を作成し息子を送り出す。俺も寝てないぞ??」宮迫さんは「恐妻家」としても知られている。「鬼嫁」に関する多くの人が知っているエピソードとしては、宮迫さんが家を出る前にソファーに寝ていて帰ってきたときもそのままだった、とか、疲れて帰って来たのに掃除を命令された。家での食事は宮迫さんの担当で、作った料理が気に入らないと別の料理に作り直しをさせられた、など色々ある。「鬼嫁」ネタは大ヒットし、テレビ番組で度々披露されたが、「嫁に怒られた」という理由から封印されることになった。そして16年から宮迫さんはツイッターで奥さんを「嫁神」と呼ぶようになる。これは同年4月から放送されたドラマ「僕のヤバイ妻」(フジテレビ系)に出演した際に、主演の木村佳乃さんの演技に魅せられたから、というのが理由とされている。宮迫さんの料理上手は有名で、自作の料理の写真をツイッターにアップするたびにファンから喝采を浴びていて、昨年からは高校生の息子に作ってあげたというお弁当の写真が目立つようになっていて、そこには、「お弁当完成??♪(´θ`)ノもぉ?いっかい寝るッ!!行ってらっさ?い」(17年11月15日)「M-1王者が寝ずに生放送で頑張っている姿を見つつ、お弁当を作成し息子を送り出す。頑張れ!!とろサーモンッ!!俺も寝てないぞ??」(17年12月4日)といったツイートが添えられている。こうしたお弁当に関するツイートには決まってこんなリプライが付いた。「奥様はなにしてんの?家でゴロゴロしてるだけで何もしてない様に思えるけど」「奥さんは???ソファーで寝てるの?(笑)」「お弁当は宮迫さんが作りたくて作ってるんですか??奥さんは作らないんですか?」「お疲れ様~~あーあ~いつもお弁当作り大変ですね!でも奥さん朝子供さんたちの弁当は作らず寝てますのー」そして宮迫さんは18年2月7日、こうしたリプライへの「反撃」を開始した。鬼嫁ネタで売ってたのに・・・眠そうな自身の顔写真をツイッターにアップし、これからお弁当を作らなければいけない、と報告した後で、酔ったついでにつぶやいてはいけないのは分かっているが、どうしても言いたいことがある、とし、「大阪の仕事で俺がいない時は勿論嫁が作ってるよ。俺がいてる時は俺が作るッ只の役割分担。俺なんかとずっと一緒にいてくれる時点でウチの嫁は凄いねんッ!!全部俺のせいやけどね。何も知らん奴がって言うとまた炎上するんかな」とツイートした。始めはこのツイートを好意的に受け止める人が多く、夫婦の形はそれぞれだから他人が奥さんの悪口を言うのは許せない、奥さんは幸せだ、子供への愛情が伝わって来る、など宮迫さんを応援するコメントが宮迫さんのツイッターに寄せられたのだが、「鬼嫁」ネタを知っている人たちは首を傾げることになった。掲示板には、「鬼嫁ネタで売ってたのに、自らネタ潰してどうすんの?そんなんなら鬼嫁ネタ最初からやらなければよかったのに」「嫁をイメージ悪くさせて、そんな嫁を庇う優しい夫ってか。ほんと計算高くて嫌な奴だな」「自分の好感度上げるために率先して弁当作り」などといったことが書き込まれた。深夜に帰宅しても頑張って弁当を作っている自分を褒めてもらいたい気持ちはわかるが、あまりにも自己アピールが強すぎて逆に反感を買っている、とし、宮迫さん批判が広がっている。
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