平昌から帰国した平昌冬季五輪の日本代表団の帰国報告会が2018年2月27日に行われ、選手団の主将を務めたスピードスケートの小平奈緒選手を始め、各選手が大会への参加を経ての感想を語った。報告会は終始明るい雰囲気で進み、選手からも様々なコメントが出たが、それらを引き出した元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造さん(50)の名司会ぶりにも、ネットでは注目が集まっている。「暗い」指摘あった前日の記者会見から一変松岡さんは、JOC(日本オリンピック委員会)の公認応援団長をつとめ、大会開催前にも選手や応援する人々に向け、「選手は勇気を感じながら自分自身を燃やす。夢を燃やす、そして!すべてを出し尽くしてください!だからこそ平昌オリンピック、届け、勇気!冬を燃やせ!」と、熱いメッセージを送っている。そうした松岡さんの熱さは報告会でも遺憾なく発揮され、テンションの高い語り口で明るい雰囲気を生み出した。また、自身より背の低い選手に目線を合わせて腰を落としたり、しきりに「おめでとう」と口にしたりするなど選手ファーストな姿勢が受け、ツイッターには「松岡修造氏司会の帰国報告会は、お祝いって感じがしてほっこりした」「全ての選手をねぎらえる修造はすばらしいなとニコ中継みててしみじみ思った」「松岡修造さんはどの記者・司会者さんよりも選手・ファンの明るさ・笑顔を引出してくれる!!!!!!」と、その仕切りへの高評価が相次いだ。前日の26日に開かれたメダリスト記者会見は、ネット上で「この旧態依然の暗いメダリスト記者会見なんとかして欲しいわ!もっとお祝いしてやれよ」「メダリスト記者会見もっと明るくやりましょうよ!」「オリンピック日本選手団の帰国記者会見を今見たんだけど、なんか暗い感じなのはなぜなんだろう?」と、雰囲気についての指摘が入っていただけに、松岡さんの進行がより受け入れられたようだ。熱い男も崩せない宇野選手のマイペース松岡さんは選手を気遣いながらも、女子カーリングのチームが登壇した際は、「そうじゃない、って思ったこともあるでしょ?」と少々無茶なふりを投げかけつつ、チームのトレードマークともなり、観客も求めているであろう「そだねー」を5人全員から引き出した。また、フィギュアスケートの選手団が登壇した際は、「けがで出れなかったかも知れない...知子さんお願いします!」とひっかけ、カメラも羽生結弦選手の番かと予測しアップで映し出す中、左股関節の骨折で平昌五輪への出場が危ぶまれた女子フィギュアスケートで4位となった宮原知子選手に話を振り、羽生選手から「ずっこけ」のリアクションを引き出すことに成功し、ツイッターでは「羽生さん『俺じゃなかった』的リアクションかわいい」「出た、羽生さんの昭和リアクション」「羽生さんの昭和のリアクション芸w」など、ファンからのコメントが相次いだ。しかし、事前の段取りを無視すると宣言して宇野昌磨選手をフィギュア選手団のトップバッターに指定し、銀メダルの凄さを熱弁した上でコメントを求めたものの、宇野選手は「あまり実感が無いというのが正直な所なんですけれど、皆さんがそう言っていただけるだけですごくうれしいです」と語り、そのマイペースぶりを崩すには至らなかった。
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