2024年 3月 30日 (土)

米アカデミー賞のスピーチ長いよ 「最短」者に渡された「ご褒美」とは

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   様々な映画の監督を始め、ハリウッドスターが一堂に会するアカデミー賞の90回目の授賞式が、米国時間の2018年3月4日、開かれた。

   華々しいイベントである一方、受賞者のスピーチが年々長くなっていくことに悩まされており、今回の授賞式ではそれを抑制する奇策として、最も短いスピーチをした受賞者にジェットスキーをプレゼントするという豪華な試みが行われていた。

  • 最短スピーチにはジェットスキーを贈呈(画像はカワサキの公式サイトから)
    最短スピーチにはジェットスキーを贈呈(画像はカワサキの公式サイトから)
  • 最短スピーチにはジェットスキーを贈呈(画像はカワサキの公式サイトから)

年々長くなる受賞者スピーチに苦慮?

   アカデミー賞は、主演男優、主演女優、助演、衣装、そして監督賞など、全部で24の部門があるため、必然的に要する時間は長くなる。

   更に、受賞者スピーチの長時間化を検証した米メディア・ビジネスインサイダーの3月5日の記事によると、1950年代前半には中央値が29単語と短かった受賞スピーチは年々長くなり、2017年にはついに174単語に達したという。

   そうした長時間化に歯止めをかけるべく、司会のジミー・キンメル氏は授賞式スタートに際して、最初のアカデミー賞は開会から閉会まで15分で終わっていたと話すと、

「(受賞スピーチで)何を言うかは全てあなたに委ねられます。あなたは世界を変える必要はないし、やりたいように振る舞えばいい。とはいっても、授賞式は本当に長い。そこで、長いスピーチをするなとは言わないが、最も短いスピーチをした人は、あるものを手に入れることができます」(以下、すべて記者訳)

と、最も短いスピーチをした受賞者に対してジェットスキーをプレゼントすることを発表した。

   プレゼントされるのは、日本は1月15日に発売されたばかりのカワサキ製の2018年モデル「ULTRA 310LX」。2018年モデルの中では最上位のもので、公式サイトによると売希望価格は約225万円とされている。

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