2024年 3月 19日 (火)

「お店の女性」でもアウトでは? 財務次官セクハラ否認の苦しさ

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   財務省の福田淳一事務次官(58)が女性記者にセクハラ発言を繰り返していたと週刊新潮が音声つきで報じた問題で、財務省は2018年4月16日、疑惑を否定する福田氏のコメントを発表した。

    女性記者とのやり取りについては否定する一方で、女性が接客する店に行って「お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある」とも話したという。そうなると、次に問われてくるのは、こういった発言は「言葉遊び」で、「お店の女性」とならば問題ないのか、という点だ。麻生太郎財務相は4月13日閣議後会見で「(セクハラ疑惑が)事実なら、セクハラという意味ではアウトだ」と述べたばかりで、今回の発表を受けて早くも「アウト」の声が出ている。

  • 相手が「女性記者」でなければ発言は許されるのか
    相手が「女性記者」でなければ発言は許されるのか
  • 相手が「女性記者」でなければ発言は許されるのか

女性記者の心当たりは「問われても答えようがない」

   福田氏はコメントの中で、新潮が報じた女性記者の心当たりについては

「女性記者との間で、週刊誌報道で詳細に記載されているようなやりとり(また、音声データ及び女性記者の発言として画面に表示されたテロップで構成されるやりとり)をしたことはなく、心当たりを問われても答えようがない」

などと否定する一方で、

「普段から音声データのような発言をしているか」

という問いには、

「お恥ずかしい話だが、業務時間終了後、時には女性が接客をしているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある。また、仲間内の会話で、相手から話題を振られたりすれば、そのような反応をするかもしれない」

と回答。新潮が公開した音声データには男性の声で

「今日ね、今日ね...抱きしめていい」
「予算通ったら浮気しようか」
「いやいや手縛っていいから。手縛ってあげる。胸触っていい?」

といった発言が確認できる。こういった発言について、「お店の女性と言葉遊び」する一環ではあり得る、としたわけだ。

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