2024年 5月 2日 (木)

北朝鮮「核実験場廃棄」表明、トランプ舞い上がっても日本が冷ややかな理由

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トランプ氏「大きな前進」、小野寺氏「満足いくものではない」

 

   ただ、北朝鮮が「核の威嚇や核の挑発」を受けたと判断すれば核兵器を使用する余地を残しているのに加えて、今回の決定では、核実験に使用された核物質を製造したとされる寧辺(ニョンビョン)の施設に関する言及もない。加えて、中止を表明したのはICBMの発射のとどまり、「ノドン」をはじめとする、日本が射程に入っている短距離・中距離ミサイルにも触れていない。

 

   こういったことを背景に、日米の受け止めは対象的だ。トランプ大統領は、ツイッターで

「大きな前進。首脳会談を楽しみにしている」

と歓迎する一方で、訪米中の小野寺五典防衛相は、短距離・中距離ミサイルの言及がないことから

「私どもにとっては満足いくものではない」

   と述べた。

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