2024年 4月 25日 (木)

ポプテピ作者が批判へマジ反論 「イメージと違う」「残念」の声

   人気漫画「ポプテピピック」の作者・大川ぶくぶさん(31)が、自身の作品に批判的な感想を投稿したウェブ編集者にツイッター上で苦言を連発したことが、インターネット上で話題になっている。

   騒動の発端は、ウェブメディア「新R25」のデスクを務める男性編集者の呟きだ。2018年5月16日深夜のツイッターで、ポプテピピックを「苦手」だと評したのだ。この投稿を受けて、大川さんが見せた反応は...。

  • アニメ公式サイトより
    アニメ公式サイトより
  • 「竹書房破壊」はポプテピピックの有名シーン。今年の「ニコニコ超会議」ではリアルイベントにもなった(2018年4月撮影)
    「竹書房破壊」はポプテピピックの有名シーン。今年の「ニコニコ超会議」ではリアルイベントにもなった(2018年4月撮影)
  • アニメ公式サイトより
  • 「竹書房破壊」はポプテピピックの有名シーン。今年の「ニコニコ超会議」ではリアルイベントにもなった(2018年4月撮影)

「俺サイバーエージェントと仕事してんだけど、、、」

   問題となった男性の投稿は、「どうでもいいことを言いますが、『ポプテピピック』の『絵』がマジで苦手」という一文から始まる。

「ノリが苦手なこともあるけど、特徴的な目とかに『ヒッ!』ってなる。LINEスタンプとか、Twitterでよく見かける目だけこれ調のアイコンとかも苦手である。なぜかあまり説明できない...」

   こうした否定的な感想を続けた上で、「そういう人いませんでしょうか」とフォロワーらに呼びかけていた。

   大川さん本人がこの呟きに反応したのは、投稿から約10分のことだった。男性の投稿をリツイートで紹介した上で、

「俺サイバーエージェントと仕事してんだけど、、、まじ?」

と呟いたのだ。男性がデスクを務める「新R25」は、サイバーエージェントの連結子会社が運営している。

   さらに大川さんは、「これでヘソ曲げて仕事切ったりとかはしないけど こういうのはちゃんと怒られろと思った」とも苦言。その後、男性から「軽率でした!大変申し訳ありません」と謝罪のリプライ(返信)が届くと、

「どこで誰が繋がっててもおかしくない業界なんだから今後気をつけてくださいね」

と忠告していた。こうした作者本人の苦言を受けてか、男性は問題視された投稿をすでに削除している。

ネットの反応は二分

   こうした大川さんと男性編集者のやり取りは、ツイッターやネット掲示板で大きな注目を集めることになった。

   大川さんのツイッターのリプライ欄には、「ポプテピピック」のファンとみられるユーザーから、男性への批判の声が相次いでいる。どんな形であれ、仕事で何らかの関係がある人物の作品を否定することは問題だとして、

「失礼極まりないですね...大人としてありえない...」
「絵の好き嫌いと仕事は別ではあるけど、仕事に紐付いたTwitterで余計なことを言うんじゃねぇ」
「個人の感想を素直に書くなら個人の感想を書くアカウントでやれ」

といった反応が目立つ。

   一方、ネット掲示板「5ちゃんねる」などには、大川さんの対応を疑問視するユーザーの姿も。男性の投稿はあくまで「感想」程度のもので、それを作者が全否定するのは「大人気ない」などとして、

「これに関しては大川ぶくぶさんの反応の仕方も格好よくないと思う」
「ただ苦手って言う主観的な感想を言っただけだろ。これでキレられたらたまらんわ」

との声も上がっている。そのほか、騒動の発端となった「ポプテピ―」にもパロディや風刺ネタが多く取り入れられていることから、今回の大川さんの対応について、

「なんか普通に怒っててイメージと違うな。。。逆にちょっと残念」
「結局身に降りかかる火の粉には作品のようにおちゃらけるのではなく真面目な反応してしまうのか...」

との感想を漏らすユーザーも出ていた。

   なお、大川さんはその後、あるユーザーから届いた「お前だって竹書房壊してんだからおあいこだろ」とのリプライを紹介しつつ、「たしかに」との一言をツイート。「ポプテピ―」では、出版元の竹書房の社屋が破壊される場面が何度もあり、ファンの間では人気シーンとなっている。

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