2024年 4月 29日 (月)

御嶽海優勝、長野出身は江戸時代以来 地元は「イキがってはいましたが...最高の孝行息子」

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「やはり重圧感は厳しかったでしょう」

   御嶽海は6月23日、松本山雅のホームでのジェフ千葉戦で、スペシャルゲストとして試合前のイベントに登場し、観客を喜ばせた。また、今場所に自身初の中日勝ち越し(初日から8連勝)を決めた時は、山雅ツイッターが「御嶽海関が8連勝! 信州出身の皆さんたちのご活躍から刺激を受けて松本山雅も頑張ります」と祝福していた。

   御嶽海の出身地、上松(あげまつ)町観光協会の公式ツイッターも優勝から間もなく、「スゴい!!!! ありがとう御嶽海関!」と投稿。観光案内所に祝いの垂れ幕をおろした写真をアップした。強気な発言もある御嶽海だが、優勝直後のインタビューでは感極まり、十数秒の「男泣き」。すると同観光協会は、

「御嶽海関、嬉し涙の優勝インタビュー。イキがってはいましたが、やはり重圧感は厳しかったでしょう。本当にお疲れ様でした。地元の、最高の孝行息子になってくれました」

と労った。

   NHK「ニュース7」では、優勝を見届けた地元のパブリックビューイングの模様を伝え、フィリピン出身の母・マルガリータさんは「信じられない、こんなこと。よくやった。おめでとう。それだけです」と目を赤くした。JR長野駅前では号外が配布されていた。

   長野出身で、平昌五輪スピードスケート金メダリストの小平奈緒選手も反応した。ツイッターで「御嶽海関 初優勝おめでとうございます」と切り出し、

「自分なりに、克服してきたことも多かったと思います 勝ちを重ねる毎に逞しく見えました #やったね #みーたん #信州の星」

と称えた。加えて、そこは現役アスリート。「#千秋楽もきっちりと」と今場所最後の一番の勝利も願った。

   さらにはこの人も。プロ野球・中日ドラゴンズの元投手として50歳まで現役を続けた山本昌氏(52)が、ツイッターで、

「御嶽海初賜杯おめでとうございます。東海テレビの番組でご一緒して相撲を一番とらせてもらいましたが本物の力士の力にびっくりしました。私も両親が長野県出身ですから嬉しいです。これからも頑張ってください」

と縁を感じて祝福している。

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