2019年 10月 23日 (水)

貿易戦争に勝者はいない 中米双方のGDP下落予想で世界不況の現実味

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   米国が中国に対して貿易戦争を仕掛けた後、中国メディアおよび米国メディアが一貫して注目しているのは、この貿易戦争発動の「張本人」である米国にもたらす影響である。貿易戦争に「勝者なし」とはいうが、中国も含めて、この貿易戦争はどのような衝撃をもたらすのだろうか。

   米国の著名な投資銀行モルガン・スタンレーは、2018年7月11日に発表した中米貿易戦争に関する新しいレポートで、この問題に言及している。

  • 中米貿易戦争、勝者はいるのか
    中米貿易戦争、勝者はいるのか

中国GDPは最悪5%台に

   モルガン・スタンレーのレポートでは、次のように指摘している。

「過日、米国は中国に対して340億ドル相当の製品に25%の制裁関税を課したが、これによって中国の国内総生産(GDP)は0.1ポイント低下する」
「しかし、トランプ米大統領が2000億ドル相当の中国製品に対して10%の関税を追加すれば、中国のGDPに対する『直接的影響』は直ちに0.3ポイントに跳ね上がる」

   もし米国政府がこの貿易戦争の過程で、ハイテク領域の輸出禁止令を打ち出し、半導体、ソフトウェアなど、中国が現在、米国に大きく依頼している製品の対中輸出を禁止すれば、中国に対してさらに大きな損傷を与えるだろう。

   米国の投資銀行から見ると、中米貿易戦争がもし持続的にエスカレートすれば、中国の経済成長に明らかな衝撃をもたらし、最悪のケースでは、中国の2019年のGDPの伸び率は6.5%の計画値から5%台に下落するかも知れないという。

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