「いない、俺」「忘れられたかな」――。俳優の竹内涼真さん(25)が、テレビ番組のロケで訪れた「石森プロ」本社の展示に、頭を抱えて落ち込む一幕があった。歴代ライダーのフィギュアを飾った展示棚に、自らが演じた「仮面ライダードライブ」の姿がなかったためだ。そこでJ-CASTニュースが、こうした竹内さんの反応を石森プロの担当者に伝えると...。「本社の方に気に入られてないのかな」竹内さんは2018年8月1日放送の「ヒルナンデス!」(日テレ系)のロケ企画で、石森プロを訪問。といっても、出演者らは社内に入ったワケではなく、オフィスの入り口にある展示棚を鑑賞しただけだ。歴代のライダーがズラリと並んだ展示に、竹内さんはまず「僕いるかな?ちょっと待ってくださいね」。身を大きく前に乗り出しながら、主人公の泊(とまり)進ノ介役を演じた「ドライブ」のフィギュアを探すのだが、「うわ~、忘れられたかな。いない、俺...」とポツリ。「割と最近(の作品)なんですけどね」と漏らし、悲しさを爆発させるような調子で、「なんで無いんだよ!」と叫んだ。共演したタレントのつるの剛士さん(43)が、「ホントもう、ベコベコになるわ。自分がいないなんて」と追い打ちをかけると、竹内さんは頭をかきむしりながら「マジか...」と一言。そして、「本社の方に気に入られてないのかな。悲しいです。こうやって、忘れられていくんですね...」と寂しげな調子で呟いていた。石森プロ「申し訳ないことを...」なお竹内さんは、石森プロの社員に「ドライブ」をアピールするとして、会社の防犯カメラに向かって変身ポーズも披露。これには、進行役の「ハリセンボン」近藤春菜さん(35)が「怪しさ満点でしょ!」とツッコミを入れていた。このように、自身が演じたライダーのフィギュアがないことに落胆する竹内さんの姿に、ツイッターやネット掲示板では、「竹内涼真のライダー愛が伝わってきて嬉しかった」「今やバリバリ売れっ子の竹内涼真君が今!ドライブであった事を大切にしていて変身ーズまで披露してくれるという事実に興奮してます」「キレる=役を愛してる、だからね」といった好意的な声が続出。なかには、「本社の方!!今すぐフィギュア置いてあげて!」と要望するユーザーも目立っていた。そこでJ-CASTニュースが2日、こうした番組での一幕を石森プロの担当者に伝えると、「なんだか、竹内さんに申し訳ないことをしてしまいましたね...」とコメント。「ドライブ」のフィギュアが無かった理由については、「もちろん、忘れているわけじゃありません。展示棚のスペースが限られているので、平成シリーズは定期的に入れ替えをしています。タイミングが悪かったというか、たまたま今は『ドライブ』を置いていなかっただけです」とした。その上で担当者は、「次の入れ替えで、必ずドライブを置くようにします。竹内さん、よかったらぜひ確認してみて下さい」とも話していた。
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