楽天、大敗の意外なワケ 「ファンキー加藤が球場にいたから」
2018年9月12日に楽天生命パーク(仙台市)で行われた東北楽天対福岡ソフトバンクホークスの1戦。2-13と大差で楽天が敗北した。3選手にホームランを打たれるなど、先発した辛島航投手が4回途中7失点で大誤算。
だが単に打ち込まれたことによる敗北ではなく、ファンの間では「ファンキー加藤が球場にいたからだ」といった声があがっている。
副音声として球場に登場
同日、歌手・ファンキー加藤さん(39)は、球場でTBCテレビ(東北放送、TBS系)の副音声として中継を行った。18年シーズンでは「最初で最後」だったという。解説はかつて中日・楽天でプレーした山崎武司さんが務めた。
ファンキー加藤さんはこれまで度々、同球場で楽天の試合がある日に登場してきた。
2015年9月19日の対オリックス戦の試合前には始球式を務めた。だがこの日、楽天はオリックスに1-9で敗北。その後もファンキー加藤さんがイベントで球場に行くたびに楽天の負けが続いた。
本人もその「ジンクス」には気づいている。18年3月27日の日刊スポーツ(ウェブ版)によると、18年シーズン開幕前の3月27日には同球場で「決起集会」が行われ、参加したファンキー加藤さんは「僕が始球式をしたり、ライブをする日には3年連続負けているんです。すごく微妙な空気の中、ライブをすることになるので、今年はぜひ勝っていただきたい」と懇願していた。
18年4月14日に同球場で行われた試合後には、フィールド上でスペシャルライブが開催されたが、同日の西武戦で楽天は1-5で西武に敗北。イベントで懸念していた文字通りの結果となってしまっていた。