2024年 5月 4日 (土)

中田敦彦「良い夫やめる」の心理学 専門家なら「すれ違い」の理由をこう見る

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   お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さんが「日経デュアル」で2018年10月22日に発表した「中田敦彦 方針変更!『良い夫』やめました」とのタイトルのインタビュー記事が話題だ。

   育児にかかりきりの妻・福田萌さんの負担を軽くすべく、仕事量や自分の趣味の時間を減らし、「良い夫」であることに努めてきたという中田さんが、福田さんの要求が次第にエスカレートしてきたとして、その要求を断ち切って「良い夫」をやめることを宣言する内容だ。

   夫妻の間に起きたすれ違い。亀裂を招く男女の「心理」と、無用の軋轢を防ぐためのアドバイスを識者に聞いた。

  • 中田敦彦さん(2016年撮影)
    中田敦彦さん(2016年撮影)
  • 中田敦彦さん(2016年撮影)

「あなたは、これをしてくれなかった」との言葉に...

   中田さんはインタビュー記事の中で、「妻は、『あなたは、これをしてくれなかった』『あなたは、あれをしてくれなかった』と、足りないことばかり注目するようになっていました」と、福田さんの変化を振り返っている。これに対する形で福田さんはインタビュー記事掲載の翌23日にツイッターで、

「子供にはすっごい感謝したり褒めてたのに、夫への感謝、賞賛はなおざりにしてました。私が完全に夫に甘えてました」

と自らを振り返っている。また、福田さん自身が忙殺されてきた家事全般についても、「料理なんて誰でもできることをやらなくていいよ!」と、中田さんから言われたことを明かしている。

   中田さんもインタビュー記事で、「僕の利益で家政婦さんやシッターさんにアウトソーシングしてはいけないの?」と、解決策を提示。最終的にはお互いが思いを吐き出すことで、福田さんが「以前より、優しくなったような気もします」と、家庭内に落ち着きを取り戻せたことを明かしている。

   妻(夫)のためを思ってさまざまな要求を飲んでいくうちに疲れ果て、要求を実現してもダメ出しを受ける......中田さんの家庭に限らず、この手の悩みを抱えている夫婦は多いだろう。ネット上でも、「1つ1つ問題を解決しながら家庭を築いていければよい」「いざとなれば家事の外注もありだよね」などの声が続々。「夫婦の『当たり前』のすり合わせできてなかったことが不和の原因なのかなと思った」と、お互いに不満が溜まってしまった原因を推測する向きもある。

   このような状況に陥らないようにするにはどうすれば良いのか?

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