2024年 4月 25日 (木)

BTSファン、ユダヤ系団体に「釈明ツイート」続々と ナチス風衣装への「謝罪要求」で波紋

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「声明は見直すべき」「この衣装は『ナチ風』ではない」...

   これを受けて、韓国メディアからは「反発」というよりも「釈明」に近い声が出ている。中央日報は、問題とされた帽子については(1)メンバーではなくスタイリストの持ち物だった(2)メンバーは撮影の場で様々な衣装を身に着けるが、そこまで(ナチスの紋章があることまで)は確認できなかったとファンは説明している(3)過去にもこの件は問題になり、その時点で雑誌会社と所属事務所は謝罪し、写真も削除した、などと経緯を報じた。

   旗については、1990年代に活躍したアイドルグループ「ソテジワアイドゥル」(編注:「ソテジと仲間たち」の意)の楽曲「教室イデア」のもので、旗についていたロゴは、時計を意味するローマ字数字、学士帽と卒業ガウンを赤い線で表現した模様を組み合わせたものだとしている。SWCのツイッターアカウントには、1800件以上の返信が殺到。その内容は、

「声明は見直すべき」
「(SWC)評判を傷つける、誤った情報を拡散していることに気づいてほしい」
「この衣装は『ナチ風』ではない」
「衣装は誤解を生む不適切なものだったが、大きな問題ではない」
「ナチスとは無関係」

といった、BTSを擁護するものが多い。

   BTSは、米国の週間アルバムチャート「ビルボード200」で、2作連続で初登場1位にランクインさせている。それだけに、米国で「反ユダヤ」の印象がつけばマーケティングの上で大きな障害になる可能性が高い。

   この問題では、 高須クリニック院長・高須克弥氏が「何故大騒ぎしないんですか?」などとSWCに写真つきでツイートし、問題を取り上げるように求めていた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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