2019年 12月 6日 (金)

オリ西勇輝投手「金じゃない」 移籍へ最も「誠意」示せる球団は...

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   オリックスからFA宣言した西勇輝投手が2018年11月9日、獲得に名乗りを上げている全球団と再交渉することを明らかにした。西投手の獲得を巡ってオリックスの残留を含めて阪神、ソフトバンク、DeNAが争奪戦を繰り広げ、今週中にも第2回交渉が開始される。

   今オフのFA市場の目玉でもある西投手の獲得へ向けて、交渉解禁日の15日に速攻を仕掛けたソフトバンクに続いて、DeNA、阪神が第1回目の交渉を終えている。交渉のテーブルでソフトバンクは4年総額15億円クラスの大型契約を提示したとみられ、マネーゲームにおいて他球団を圧倒している。

  • 阪神タイガースの本拠地・甲子園球場
    阪神タイガースの本拠地・甲子園球場

阪神「相通じる部分が多かったと思っています」

   第1回目の交渉を終えて、西投手が改めて球団に求めたのは「誠意」だった。移籍交渉において「誠意」とはイコール、大型契約ともとらえられるが、西投手の「誠意」とはその言葉の通りで「どれだけ僕を必要としてくれるか、その言葉で動くと思う」と、球団の熱意であり、姿勢であることを明かした。

   この西投手の発言を受けて、プロ野球関係者は「これまではソフトバンクが大きくリードしていたが、阪神にもチャンスが出てきた。本人が金ではないと、はっきりと言っているのは、何らかの意図があってのことでしょう。普通、FAを宣言した選手はあまり多くを語りたがらない。メディアを通じて自分の意志を意中の球団に伝えたのかもしれませんね」と、西投手の心境を分析した。

   確かに阪神は条件面ではソフトバンクに劣っている。16日に谷本修球団本部長が交渉のテーブルに付き、年俸2億5000万円をベースとして複数年契約を提示。4年を提示したとしても10億円で、ソフトバンクの15億円には遠く及ばない。

   谷本修球団本部長によると、交渉は30分から40分間行われ、条件面に関する話題はほとんどなかったという。主な話題は野球観に関することで、阪神の野球観を伝え、西投手の野球観も聞くことができたという。交渉後、谷本修球団本部長は「相通じる部分が多かったと思っています」と野球観に関して理解し合えたと感じたようだ。

   西投手の言う「誠意」に関して、阪神は矢野燿大監督の直接出馬の用意もある。初交渉の席で谷本修球団本部長は矢野監督が目指す野球に必要な選手であることを西投手に猛アピール。そして第2回目の交渉で矢野監督が自ら乗り込み、西投手を説き伏せるというシナリオだ。

交渉をすべて非公式で行う

   阪神が見せるもうひとつの「誠意」とは、西投手との交渉をすべて非公式で行うことだ。西投手との交渉を前にスポーツ紙などで契約内容に関する報道が飛び交い、阪神が4年総額20億円を用意していると報じるメディアもあった。

   これらの報道に多くの阪神ファンが反応した。ネットでは阪神への批判をはじめ、西投手の「値打ち」にまで話題が及んだ。球団関係者によると、今回、非公開で交渉を行うのは、不正確な情報が出回ることで、西投手が負う精神的な苦痛を考慮したものだという。

   甲子園球場での阪神ファンの声援、ヤジ、そしてメディアの取材攻勢。16日の交渉で谷本修球団本部長は、公私にわたって注目を浴びる阪神という人気球団の宿命ともいえる事実を西投手に真正面から包み隠さず伝えたという。

   獲得に名乗りを上げる全球団に対して再交渉という「誠意」を見せる西投手。その「誠意」応える球団はどこになるのか、西投手の決断に注目される。

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