2019年 6月 20日 (木)

テレ朝でネトウヨ特集 「反日認定」された玉川徹は「過剰に反応しても意味はない」

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   テレビ朝日系「羽鳥慎一 モーニングショー」が特集コーナーで「ネトウヨ(ネット右翼)」を取り上げ、自身も「ネトウヨの方から『反日』とか言われてるらしい」というコメンテーターの玉川徹氏(番組表記:テレビ朝日社員。取材歴30年)が解説した。

   識者のネトウヨ分析をうけ玉川氏は、「ネトウヨ」の影響力は実態より大きく見えているとして、「ネトウヨに過剰に反応しても意味はないでしょう」「テレビにしても(略)抗議の電話がかかってくるかもしれないが、恐れずちゃんとやりましょう」と、語った。

  • 「羽鳥慎一 モーニングショー」番組公式ページ(写真はテレビ朝日サイトより)
    「羽鳥慎一 モーニングショー」番組公式ページ(写真はテレビ朝日サイトより)

「いったい何者なのか」

   2018年12月27日の放送で、玉川氏は「ネトウヨとはいったい何者なのか」というテーマで解説した。スタッフから聞いている話として、自身が「ネトウヨの方から『反日』とか『パヨク』とか言われてるらしい」として、「気になっていた」そうだ。

   玉川氏の発言をめぐっては、たとえば最近では10月、シリアでの武装勢力による拘束から解放されたフリージャーナリストの安田純平さんについて、「英雄として迎えないでどうするんですか」と発言し、ネット上で再燃していた「自己責任論」に反対する姿勢を示し、賛否の声があがったことが注目を集めた。

   今回放送の録画取材では、北周士弁護士と「元ネトウヨ」の文筆家・古谷経衡氏の2人から、それぞれ話を聞いた模様を紹介。北弁護士は、朝鮮人学校への補助金をめぐる問題に関連して、「ネトウヨ」の人たちと訴訟・和解を通じて接している。

   玉川氏は、多くの人は働いているであろう時間帯にツイッターなどに書き込んでいる「ネトウヨ」について、「働いているのかな。どういう職業なんだろう」という疑問を持っていたという。

   これに対し、「会社を経営されているであろう人や医者が、それなりの割合いる」(北弁護士)、「(2012~13年の1000人超調査から)最多は自営業者で、経営者・管理職を合わせると2割以上」(古谷氏。表現は一部、編集部で省略)と2人とも、一部にある「ネトウヨの多くはひきこもり」といった印象論とは異なるのが実態だと説明した。

「敵認定の基準は...」

   年齢層についても、「50、60代が多い」(北弁護士)、「調査時の平均は40歳。今に単純にスライドしていれば、アラフィフですよ」(古谷氏)との指摘があった。

   また、古谷氏への取材の中で玉川氏が、

「私のどこが反日だと(思われるのか)。日本のことを考えて話している」

と質問したところ、返ってきたのは、

「敵認定の基準は、韓国と中国と朝日新聞。この3つが嫌いかどうか。1つでも好きだったら『反日、パヨク』です」
「韓国は隣国だから仲良くしよう、などと言う玉川さんは『反日』です。彼らからすると」

といった解説だった。

   この他にも、ネトウヨ層の人数の推計について、過去の国政選挙での比例得票数や投票率などから「200万人くらい」といった数字も示され、実際の人数よりも、ネットの書き込み頻度などから「影響力が大きく見えてしまう」といった指摘や、独自の主義・主張はなく、いわゆる保守系言論人の言説を「そのまま信じて自分のものにしている人」(いずれも古谷氏)という分析も披露された。

   こうした見解を受け、玉川氏はスタジオで、

「主義もイズムもないとすると、本物の右翼に失礼」
「ネット右翼に過剰に反応しても意味はないでしょう」

とまとめ、

「テレビにしろ、メディアにしろ、講演にしろ、(ネトウヨからの)抗議の電話がかかってくるかもしれないが、大したことではないんで、恐れず、ちゃんとやりましょう。我々は」

と呼びかけていた。

   放送後のツイッターには、

「おっしゃる通り!(略)アホが多いと無視するのが、一番」

と賛同する声や、

「やはり朝日系。(略)やはり玉川様は反日に見えてしまうのは私だけ?」

と、引き続き「反日」認定する指摘などが寄せられていた。

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