もはや「想定内」?扱い小さく...
また、スポーツ紙における中島、岩隈の別メニュー調整の記事は、ニュースバリューが低いとの判断からか一様に小さいもので、淡々と報じられている。右肩に不安を抱える岩隈は、5000万円(金額は推定)の年俸からみてもメディアの期待度は高いとはいえないだろうが、巨人の野手で上位にランクされる年俸1億5000万円(金額は推定)の中島でさえスポーツ紙での扱いは日常的なものに成り下がっている。
全権監督の強い要望によって獲得した2選手だけに、キャンプでの出遅れに対してチーム内から表立って反発する者はいないという。昨オフに補強した日本人選手で機能しそうな選手は今のところ丸佳浩外野手(29)のみ。炭谷銀仁朗捕手(31)は投手陣との関係を構築中で、首脳陣にプレーをアピールするには至っていない。
巨人の春季キャンプは5日に第1クールが終了し、休養日を経て7日から第2クールがスタート。10日、11日には紅白戦が予定されており、2月下旬にはオープン戦が始まる。総額2億円を投じて獲得したベテラン2選手の別メニュー調整はいつまで続くのか。第2クール以降の調整ぶりに注目される。