2019年 12月 13日 (金)

「超大型旅客機の時代」の終焉は近い? 「A380、生産打ち切り」が意味するコト

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超大型機でなくても長距離路線で採算取りやすく

   エミレーツのシェイク・アハメッド会長兼CEOは、

「発注を断念せざるを得なかったことに落胆しており、この計画を維持できなかったことは悲しいことだが、私たちが置かれている現実を受け入れる」

とコメント。2030年代まではA380を同社の主力機種として運航するとしている。

   エミレーツはA380の発注を取り消すと同時に、最新鋭大型機のA330-900型機を40機、A350-900型機を30機発注することを発表している。それぞれの座席数は287~400、325~440で、A380に比べてかなり小ぶりだ。商業飛行の開始はそれぞれ18年12月、15年1月。

   エミレーツは、本拠地のドバイから超大型機でロンドンやニューヨークといった離れたハブ空港を結ぶ戦略をとっていた。だが、ボーイング787型機やエアバスA350といった最新鋭機は燃費性能が向上して航続距離が伸びたため、超大型機でなくても長距離路線で採算がとりやすくなり、A380の優位性が薄れていた。これに加えて、主に中距離を飛ぶ格安航空会社(LCC)もシェアを拡大し、競争環境が激化している。エミレーツが言う「現実」は、こういったことを指しているとみられる。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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