2020年 10月 31日 (土)

現役がやるイベント? 「那須川天心に勝ったら1000万円」に賛否

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ボクシング関係者からの警鐘

   日本のボクシング界は、異種格闘技戦を禁止しているため、日本のジムに所属する現役ボクサーの出場は現実的ではない。現役ボクサーが出場するとすれば必然と海外のボクサーとなり、現役にこだわらなければ、元世界や日本、東洋王者の肩書を持つ元ボクサーが想定される。ボクシング以外の格闘家ならば対戦に障害はなく、現役の格闘家の挑戦もありうるだろう。

   今回の「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」の企画に関してファンの間でかわされている議論の焦点となっているのが、那須川がこのリングに立つ「意義」だ。上記のように現役の日本人プロボクサーとの対戦はほぼ不可能で、格闘家の挑戦を受けるにしても「なぜボクシング?」の疑問符が付く。ネットでは那須川の決断に「茶番はやめたら?」、「現役がやるイベントではない」などの厳しい意見も見られる。

   プロのライセンスを保持していないとはいえ、那須川のボクサーとしての資質は高く、ボクシング関係者の間では、実力は日本ランカー以上と評価されている。今回は特別ボクシングルールが適用されるというが、過去のケースと照らし合わせると、ほぼボクシングルールで安全性を確保するために練習用の大きめのグローブとヘッドギアの着用が見込まれる。一方で、元プロボクサーや現役格闘家が相手ならば、用具はより試合に近いものとなるだろう。

   ボクシング関係者は今回の企画について「格闘技界を盛り上げる点でいえば面白い。ただ、現役選手の対戦相手を選ぶのはかなり難しい。素人を選べば単なるお遊びになってしまうし、現役の格闘家ならば本当の試合になってしまう。メイウェザー戦のように話題を呼ぶことは間違いないでしょうが、対戦相手によっては諸刃の剣となる。エンタメならエンタメで。真剣勝負ならそれなりに取り組まないと、那須川のイメージダウンになりかねない」と警鐘を鳴らす。

   エンタメ的要素が強くとも、過去の亀田兄弟、元朝青龍の企画では挑戦者と「ガチンコ」で対戦したことが好評を得た大きな要因とみられる。昨年末の那須川VSメイウェザー戦は当初、対戦にあたって「茶番」との批判的な声もあったが、那須川の1ラウンドKO負けで結果的に真剣勝負の厳しさを世間にさらした。今回は立場を変えて挑戦者を迎える那須川だが、「真剣勝負」を選択するならば、挑戦者の質が求められるだろう。

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