2019年 8月 18日 (日)

職務質問で精神的苦痛 地裁判決「適法」、原告「不当だ」→法律家の見解は

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   不審でないのに警察官から職務質問を受けて精神的苦痛を負ったとして、エンジニア男性が計165万円の国家賠償を東京都に求める訴えを東京地裁に起こしていたが、地裁は、男性の請求を棄却する判決を言い渡した。

   これに対し、男性は、「この一審判決は不当だ」とブログで主張し、ネット掲示板などで議論になっている。

  • 職務質問はどうあるべきか(写真はイメージ)
    職務質問はどうあるべきか(写真はイメージ)

警察「リュックを背負った原告は、パトカーを見て顔を伏せた」

   訴えを起こしていたのは、都内のIT企業に勤める江添亮さん(32)。自らのブログで2019年3月13日に公開した判決文によると、江添さんは17年7月3日14時10分ごろ、東京・築地の歩道を歩いて出勤途中に自販機で飲料を買うと、警視庁の警察官から「ちょっといいですか」と声をかけられた。

   裁判で警視庁側は、江添さんが、パトカーを見ると顔を伏せて足早に通り過ぎたことを不審に思い、職務質問のためパトカーを下りて追跡したと説明した(判決では、江添さんがパトカーと遭遇後に自販機へ向かったなどの点に照らして、不審なところはなかったと、被告側の説明を認めなかった)。

   江添さんは、警察官から所持品検査でリュックの中身を見せることなどを求められ、「拒否します」と返答した。警察官は、警察手帳を見せるなどして10分ほど話し合ったが、江添さんが歩き出そうとしたため、前をふさいだ。すると、江添さんは、すぐ横の牛丼チェーン店に入ろうとした。警察官に制止されたものの、店員に110番通報をするように頼んだ。

   店員は応じず、江添さんは、警察官に囲まれて走り出したが、数メートルのところで制止され、すぐ横の駐車場に移動させられた。警察官は、リュックの中身を見せるよう説得を続け、リュックの上から触ることを提案すると、江添さんも受け入れた。江添さんは、運転免許証も警察官に見せた。

   警察官は、リュックに刃物が入っていないなどと判断し、検査を終えたが、すでに1時間20分も経っていた。

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