2024年 4月 19日 (金)

吉田輝星、初登板で早くも「斎藤佑樹を超えた」? 新旧スター明暗の寂しさ

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   日ハムのドラ1吉田輝星投手(18)が2019年3月19日、プロ公式戦で初登板した。

   イースタンのヤクルト戦に2番手として5回からマウンドに上がった吉田は、課題の制球に苦しむ場面も見られたが、2回を2安打3四球1奪三振1失点と、まずまずの内容でプロデビュー戦を飾った。栗山英樹監督(57)が見守る中、最速146キロをマークし、1軍昇格をアピールした。

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制球課題も「マウンド度胸」見せる

   注目のプロデビュー戦は、吉田の持ち味と課題の両方が出た。高卒ルーキーながら145キロ前後の直球を連発。打者11人に対して49球。強気の投球で打者を詰まらせる場面も見られ、6回には144キロの直球でヤクルト3番・奥村から空振りの三振を奪う見せ場も作った。昨夏の甲子園でみせた伸びのある直球はプロでも健在で、マウンド度胸も見せつけた。

   一方で高校時代から指摘されていた制球難が顔をのぞかせた。5回には先頭打者の奥村にストレートの四球。続く4番・中山に中前打を許して無死1、2塁となったが、後続を打ち取り無失点で切り抜けた。だが、6回にはまたも先頭・井野に四球を許し、続く太田にも四球を。これをきっかけに1点を失ったわけだが、2イニング限定登板とあらかじめ分かっていた上での3四球は、今後の大きな課題となるだろう。

   日ハム首脳陣は将来のエース候補を2軍でじっくりと育成してから1軍に上げる方針で、開幕1軍の可能性はほぼないとみられる。とはいえ栗山監督は「結果ではなくて、見る度に変わっていけるのは凄い」と、吉田のこの日の投球を高く評価し、「いくよ、良かったら」と早期の1軍昇格をほのめかす発言も。早ければ6月の交流戦前の1軍昇格の可能性が出てきた。

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