2024年 4月 23日 (火)

「アンチ」への丁寧な反論が、「ファン」を増やす ビッグイシューの「手本にしたい」対応

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「きちんとご説明することで、その姿勢が拡散され...」

   ビッグイシューの担当者は4月10日、J-CASTニュースの取材に、公開の背景を次のように説明する。

「ツイッターで、ビッグイシュー日本の公式アカウント宛てに執拗に批判を繰り返す方が3月末ごろに現れ、様々な方とトラブルを起こしておられました。そのアカウントは他の方からの通報を受けてか、ツイッター社により凍結されました。その後一度沈静化していたのですが、4月8日に同じ方と思われる同名の別アカウントで再度嫌がらせ行為を始められたためです」

   実際、4月8日に、「ホームレスを食い物にするビッグイシューは潰れてヨシ!」などと誹謗(ひぼう)中傷を書き込むユーザーが現れ、同社は先の記事のリンクとともに「ビッグイシューを気にかけていただきありがとうございます。よくある誤解について下記に記事をまとめましたので、よかったらご覧ください。なお、今回を持ちまして残念ながらブロックさせていただきます。その理由についても上記記事に記載しております」と返信している。

   同社は誹謗中傷を受ける機会は少なくないというが、いたって前向きだ。「きちんとご説明することで、その姿勢が拡散され、フォロワーが増えたり、具体的なご支援を頂いたりする機会のほうが多いです。『炎上マーケティング』ならぬ『消火マーケティング』だと社内では有り難く考えています」(担当者)

(J-CASTニュース編集部 谷本陵)

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