2021年 1月 25日 (月)

「ちゃんと入院させてください」クルド人男性は面会室で訴えた 東京入管「医療アクセス」の現状

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車いすに乗ったもう一人の収容者

   収容されているもう一人の男性とも、支援者とともに面会した。

   イラン出身のホセイン・トラービーさん。面会時、車いすに乗って室内に入った。「ご飯もすぐ吐いちゃう」。シャツをめくり、あばら骨の浮いた、やせ細った胴体を見せた。「腰から下がしびれる」とかすれた声で訴えた。検査について聞くと、「3月14日に血をとった。それだけ」と語った。難民申請をしているが認められず、本人はイランに帰れる状態ではないと主張する。

   支援者や入管側に抗議する有志団体の情報によると、09年に来日した。胆のう切除手術を経験。交通事故に遭ってから顎に器具を入れているが、収容中はケアすることができないため痛み、頻繁に吐いてしまう。もともと仮放免の状態だったが、入管に無許可で居所の愛知県から東京都に移動したという理由で、18年6月末東京入管に収容されたという。

   日本で日系ブラジル人の妻と結婚。小学生の娘と生まれたばかりの子どもが静岡に住んでいる。妻が永住権を取得しているので婚姻による在留資格を求めているが、許可は出ていない。第二子の出産に立ち会えるよう仮放免も希望したが却下された。面会時、トラービーさんは「一週間前の仮放免はだめだった。これで3回目。今、4回目を出している。時間がない」と訴え、

「助けて下さい、早く出して下さい」

と力を振り絞って語った。

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