2020年 11月 26日 (木)

潮田CEO「電撃辞任表明」で新たなラウンドへ 経営者バトル、次のヤマ場はどこだ

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潮田氏「びっくりした」

   海外投資家らが求める臨時株主総会は5月に予定されており、潮田氏と山梨氏の突然の辞任発表は、解任を回避するのが目的と受け止められても仕方ないだろう。潮田氏は会見で「今回の赤字は3年間の前CEOがもたらしたもの。私が瀬戸氏を招いたのは失敗だった」と、瀬戸氏を痛烈に批判した。瀬戸氏を退任に追い込んだ昨秋の人事については「何ら瑕疵はないと(第三者委員会の弁護士の)お墨付きをいただいている」と、自らの潔白を説いた。 しかし、この人事をめぐる弁護士の調査報告書は一連の人事を「いささか透明性を欠くものと言わざるを得ない」と批判しており、「お手盛り人事」を「容認」する内容とは言い難い。

   潮田氏が海外子会社の巨額損失を理由に会長兼CEOを辞任すると表明したことについて、瀬戸氏は18日、「業績悪化を理由とした辞任で、臨時株主総会を回避しようというのは話のすり替えに思える」とのコメントを発表。記者団に「びっくりした。業績が悪くて辞める時はCEO、COOをやめるはずなのに、取締役を辞めるのは不自然。臨時株主総会はガバナンス(企業統治)を問うものだったので、違和感がある」と述べた。

   瀬戸氏は6月の定時株主総会で自らを取締役として続投させる人事案を株主提案し、可決されればCEO復帰を目指すと表明している。一方、潮田氏は会長兼CEOを辞任しても、アドバイザーとして経営に関与する姿勢を示し、山梨氏も執行役など取締役以外のポストに就く可能性を示唆している。潮田氏はLIXILの前身のひとつ旧トステムの出身。「プロ経営者」の瀬戸氏と創業家出身の潮田氏との内紛は泥沼化の様相を示しており、株主総会に向けた両陣営の攻防が続きそうだ。

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