2024年 4月 24日 (水)

山口真帆「アイドルは辞めてしまうけど...」 NGT48卒業の心境、改めて明かす【全文】

   2019年4月21日の公演で卒業発表を表明したNGT48の山口真帆さん(23)が25日9時40分、ツイッターを更新し、改めて現在の気持ちを明かした。

   山口さんは、1200字超えのコメントで、「アイドルは辞めてしまうけど、1人の人として、皆さんにまた愛してもらえるような、強く優しい女性になりたいなと思います」と心境をつづっている。

  • グループからの卒業を発表するNGT48の山口真帆さん(c)AKS
    グループからの卒業を発表するNGT48の山口真帆さん(c)AKS
  • グループからの卒業を発表するNGT48の山口真帆さん(c)AKS

「自分が信じた道に向かって、真っ直ぐに生きていきたいです」

   山口さんは21日の公演に言及。「皆さんに見せた最後の姿は、あのときの謝罪した姿のままだったのがずっと心残りでした」と振り返り、「あんな姿を見せてしまってごめんなさい」とお詫びした。「千秋楽は最後の卒業まで笑顔でやり切ろうと思ったのですが、次の日ニュースで見た自分の姿は全然上手く笑えなくて、あのとき皆さんが泣いてた姿がずっと頭に残っています」と振り返った。

   そのうえで、「あと2回の握手会、卒業公演、皆さんのこと笑顔にしたいです。皆さんに悲しい想いをさせてしまった分、最後はたくさん笑ってもらいたいです」と願いを込め、「アイドルは辞めてしまうけど、1人の人として、皆さんにまた愛してもらえるような、強く優しい女性になりたいなと思います」としていた。

   最後の方では「後ろ指を指されようが、自分が信じた道に向かって、真っ直ぐに生きていきたいです。今度は自分の幸せな姿を見せて、皆さんに元気や勇気を与えられるように夢に向かって頑張ります」と決意を表し、

「応援してくださいとは言えません。見守っていただけると嬉しいです。

皆さんは私の宝物です」

と結んだ

山口さんのコメント全文

   以下、山口さんのコメント全文(編集部注:改行位置などを一部修正、ほかは原文ママ)。

私、山口真帆はNGT48を卒業します。
ファンの皆さんに卒業を伝えるのが本当に申し訳なくて、せめて笑顔でお伝えできたらと思っていたのですが、自分の前に発表したれなとりこの卒業が悔しくて、涙を堪えるので精一杯でした。

AKB48が、そしてアイドルが好きでした。アイドルを好きになってしまった自分も恨みました。NGT48にならなかったら、こんな思いしなかったのではないかとも思いました。でも今はNGT48になって良かったと思っています。

私をずっとそばで支えてくれたのは、れな(注:長谷川玲奈)とりこ(菅原りこ)ともふ(村雲颯香)でした。誰に何を言われようが、自分たちは正しいことをしている自信がある。と、私を守ってくれました。きっと私が誤ったことをしたら全力で怒っていたと思います。馴れ合いではなく、同じ意思を持った仲間だったので、私も信じられました。そして、3人が私を支えてくれたように私も支えたいと思いました。NGT48にならなかったら、本当の友達を知らなかったかもしれません。こんな素敵な友達に出会えたことが私の宝物です。

そしてNGT48にならなかったら、こうして支えてくださるファンの皆さんにも出会えませんでした。自分の時間削ってまで、自分のことのように私のことも考えてくれるファンの皆さん。そんなファンの皆さんのこと、私も毎日考えていました。皆さんに見せた最後の姿は、あのときの謝罪した姿のままだったのがずっと心残りでした。他のメンバーではなく自分が傷つくだけならそれでいいと思いました。だけどファンの皆さんのこと凄く悲しませてしまいました。あんな姿を見せてしまってごめんなさい。

だから千秋楽は最後の卒業まで笑顔でやり切ろうと思ったのですが、次の日ニュースで見た自分の姿は全然上手く笑えなくて、あのとき皆さんが泣いてた姿がずっと頭に残っています。

あと2回の握手会、卒業公演、皆さんのこと笑顔にしたいです。皆さんに悲しい想いをさせてしまった分、最後はたくさん笑ってもらいたいです。皆さんが私のことを支えてくれたように、今度は私が皆さんに元気を与えられたらなと思います。

今回のことで今まで私のことを知らなった方も、私を見つけてくださいました。もっと違う方法で知りたかったとおっしゃる方もいます。だけど、つらいことも苦しいことも悲しいことも全部私の人生です。どういう形であれ、皆さんに出逢えたこと、私は嬉しいです。出逢ってくれてありがとうございます。

活動できていない間も、メッセージや写真やイラスト等、どれも心がこもっていて、励みになりました。本当に嬉しかったです。

アイドルは辞めてしまうけど、1人の人として、皆さんにまた愛してもらえるような、強く優しい女性になりたいなと思います。

後ろ指を指されようが、自分が信じた道に向かって、真っ直ぐに生きていきたいです。

今度は自分の幸せな姿を見せて、皆さんに元気や勇気を与えられるように夢に向かって頑張ります。

応援してくださいとは言えません。見守っていただけると嬉しいです。

皆さんは私の宝物です。

(J-CASTニュース編集部 田中美知生)

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