2019年 5月 21日 (火)

巨人「3捕手併用」チームにはプラスでも... 小林・炭谷・大城にとっての「弊害」

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   巨人の正捕手争いが激化の様相を呈している。巨人は開幕からここまで原辰徳監督(60)の方針により、小林誠司(29)、炭谷銀仁朗(31)の2人を軸に大城卓三(26)を加えた3人の捕手を併用。序盤戦はこのまま3人を競わせながらの併用となる見込みだが、正捕手の座を勝ち取るのは誰なのか。原監督はいつ決断するのか。首位固めに入る巨人の正捕手争いに注目が集まる。

   開幕前から原監督が明言している通り、ここまでの捕手3人の併用は既定路線。原監督は、開幕からしばらくは捕手をひとりに固定せず、あらゆる状態を想定して起用していく方針を打ち出した。さらに投手に捕手を「指名」させることなく、新加入の炭谷と新たにバッテリーを組ませることでの「化学反応」に期待していた。

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先発次第で日替わりの捕手ローテ

   開幕から21試合を消化して勝率.667で2位ヤクルトに2.5ゲーム差をつけてトップを走る巨人だが、投手と捕手の組み合わせがほぼ固まりつつある。小林は、エース菅野智之投手(29)、山口俊投手(31)、畠世周投手(24)の登板時にマスクをかぶり、炭谷はテイラー・ヤングマン投手(29)、高橋優貴投手(22)を担当。大城はC.C.メルセデス投手(25)を任されている。守護神ライアン・クック投手(31)については小林と炭谷が併用して起用され、流動的となっている。

   起用される比重からいえば、小林がやや多いが、畠が4月15日に出場選手登録を抹消され2軍落ちしたことで、畠が今後、先発要員として起用されるかどうかは疑問符がつくところ。ただ、打撃に関していえば、打率415.の小林が打率2割台の炭谷、大城を圧倒しており、現時点において正捕手争いで頭一つリードしている形だ。巨人独特の捕手担当制はいつまで続くのか。プロ野球関係者は次のように指摘する。

「ここまで巨人はキャッチャーを固定せずとも機能しています。原監督も手ごたえを感じているはず。3人のキャッチャーでシーズンを回していくことは珍しいことだが、決して間違った起用法とは言えない。ピッチャーとの相性もあるし、今はそれがうまくはまっている感じ。このまま結果がついてくれば、シーズンを通して3人で行く可能性も十分あるでしょう」

「査定はあくまでもどれだけ勝利に貢献したか」

   原監督が3捕手を併用して起用し続けたらどうなるのだろうか。前出の関係者は、3捕手併用の「弊害」について言及。3選手は正捕手の座は手にすることが出来なくとも、あぶれることなく一定数の試合に出場する機会を得る。だが、これにより大幅に打席数が減り、規定打席に到達することはほぼ不可能となることから、今シーズンの査定に大きく影響を及ぼしかねないと指摘する。

「各球団によって異なると思いますが、キャッチャーの査定は難しいと言われています。リード面において数字化することは難しいですし、良いリードをしていてもピッチャーが打たれたら結果としては負けですから。盗塁阻止率もそうです。負け試合でいくらランナーを刺してもなかなか評価されないでしょう。査定はあくまでもどれだけ勝利に貢献したか。はっきりと数字として評価されるのは打率くらいですが、打席数が少なければ当然、それほど高い評価にはつながらないでしょう」

   勝率6割超えで上昇気流に乗りつつある原巨人。このまま捕手の担当制継続で割を食うのは...。3捕手の正捕手争いは依然として続いている。

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