2019年 12月 11日 (水)

「平成ネット文化」支えたFlashに迫る最後の日 早くもサービス終了の動き相次ぐ

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   「平成」のネット文化を支え、一時代を築いたFlash(フラッシュ)が、いま転換点を迎えている。開発元のAdobe(アドビ)は、すでにFlashの開発や製造を2020年末までに終了すると発表。各社ブラウザもそれに準じて、サポート終了に向けての準備を進めている。

   当然ながら、Flashを利用しているウェブサービスにも影響が出る。20年を待たずに、サービスの縮小、終了の発表が相次いでいる。

  • Flashが終わる(画像はイメージ)
    Flashが終わる(画像はイメージ)

iPhoneでの不採用がターニングポイントに

   Flashは1996年に誕生。音楽や動画など、HTMLでは表現しづらいコンテンツを扱える規格として、90年代後半から00年代半ばにかけて、重宝がられる存在だった。

   そんなFlashのターニングポイントは、iPhoneなどのiOS製品でサポートされなかったこと。米アップルのスティーブ・ジョブズCEO(当時)は2010年、「Thoughts on Flash」なる文章を公開し、クローズドな技術であることや、セキュリティやバッテリー面などを挙げて、サポートしない理由を説明している。

   その後、動画もサポートできるHTMLの標準規格「HTML5」が登場。Flashを使わなくても、動きのあるコンテンツを作れるようになったため、そちらへ移行するサービスが増加した。そして17年7月、アドビは20年末をもってFlashのサポートを終了すると発表。その理由として、HTML5などのオープンスタンダード(開かれた標準規格)の成熟を挙げた。

   アドビのサポート終了までは1年半あるが、すでにそこに向けて、サービスを終了させる動きがある。サイバーエージェントは19年3月、コミュニティーサービス「アメーバピグ」のPC版を12月2日で終了すると発表した。告知文では、サービス開始からの10年間で、Flashが表示できないスマートフォンが広まったことに言及。Flashを使用しないでサービスを継続する方法も探ったが、完全再現は困難を極めたため、PC版そのものの終了を決めたとしている。

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