2024年 4月 25日 (木)

連休明けに「わたし、定時」見て絶望 この「脱力」状態を脱するには?

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「定時で帰る心理学」

   また、連休明けであるが否かにかかわらず、常に使える「定時で帰る心理学」を、鈴木氏は教えてくれた。ダラダラと仕事をしてしまう人の特徴として、『どうせ残業するのだから午前中から頑張ると息切れする』という後ろ向きな思考に陥っていることがよくある指摘した上で、

「サラリーマンとして標準的と言える、朝9時に仕事開始、正午に休憩、午後1時に仕事を再開して午後6時に定時(実働8時間)という1日のローテーションを前提にお話ししますが、まず、午前と午後の仕事量を2:3に配分します。労働時間でいうと午前が3時間に対して午後は5時間ですから、やや午前中に仕事を詰める感じになります。もうこの時点で、悪しき習慣である『午前から頑張ると夜になる前にバテる』との思いを砕こうという意図はご理解いただけると思います。そして、さらに、午前と午後を共に2等分し、その上でそれぞれの前半に、さらに仕事を詰める感じで仕事をします。ただ漫然と『前倒しで仕事をすべき』と思っているだけではすぐにダレてしまいますが、具体的に数字を頭に思い浮かべることで、仕事の終了時刻を前へ前へ押しやっていくことが可能になるのです」

   最後に、「定時で帰りやすくなる印象を振りまく方法」も教えてくれた。

「始業後90分、及び、定時前90分は仕事量にかかわらずキビキビとした態度で仕事をすることです。周囲が感じる『その人の仕事への態度』は最初と最後が非常に目につくので、この時間帯に特にキビキビした印象を与えると、定時で帰ろうとしても周囲の目は穏やかになります。こうすることで、『あの人は今日も一生懸命働いて仕事を終わらせたのだから、定時で帰るのは当然』と、周囲に思わせることが出来ます」

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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