2019年 7月 19日 (金)

セ新人王は床田、上茶谷、近本、村上の「4強」争い? 割って入るとすれば巨人の...

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   2019年6月4日に開幕したセ・パ交流戦も残すところあと1試合(6月25日予定)となった。すでにシーズンの半数以上を消化したチームもあり、いよいよ中盤戦に入る。7月12日、13日にはオールスターゲームが開催され、プロ野球ファンの楽しみは尽きない。

   セ・リーグでは5年ぶりの優勝を目指す巨人が首位を走っている。リーグの優勝争いはし烈な戦いとなっているが、そのなかで新人王争いもし烈さを増している。現時点でのセ・リーグの新人王争いはどのような展開となっているのか。J-CASTニュース編集部が迫った。

   まずプロ野球の新人王レースに「参戦」出来る資格はいかなるものか。NPBが「新人」とするのが、海外のプロリーグに参加した経験がなく、支配下に初めて登録されてから5年以内の選手。投手は前年までの1軍での登板イニング数が30イニング以内で、打者に関しては、前年までの1軍の打席数が60打席以内の選手となっている。これらの条件を踏まえた上で、2019年のセ・リーグ新人王を占ってみる。

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安定感は床田、上茶谷 巨人ドラ1・高橋は7月復帰へ

   投手から見てみると、広島のプロ3年目左腕・床田寛樹投手(24)が一歩リードか。床田は広島の先発ローテーションの一角として、ここまで13試合に登板して5勝4敗、防御率3.32を記録している。クオリティ・スタート(QS=先発投手が6回以上投げ、3自責点以内に抑える)を7試合で達成。チームが開幕から5カード連続で負け越すなかで2勝をマークするなどチームに大きく貢献し、5月の大型連勝を呼び込んだ。

   これに続くのが、DeNAの上茶谷大河投手(22)だろう。東洋大から2018年のドラフト1位でDeNAに入団。新人らしからぬ安定感のある投球は評価が高く、タフさを兼ね備える。ここまで12試合に登板して4勝3敗で、6月1日のヤクルト戦では4安打完封勝利。12球団の新人で完封一番乗りとなった。QSは6試合で達成するなど、DeNAのエース的存在になりつつある。

   上記の2人を追いかけるのが、巨人のドラ1左腕・高橋優貴投手(22)だ。開幕から先発ローテーションに入り、複数の変化球を操り三振の山を築いてきた。5月に入って調子を落とし、6月1日に2軍に降格となったが、7月上旬に1軍復帰が見込まれている。ここまでの成績は3勝3敗ながらも、防御率は3.25と、新人投手のなかではトップクラスの数字を記録している。

近本、村上はオールスターファン投票でも大人気

   打者に目を向けると、阪神・近本光司外野手(24)とヤクルトの若き主砲・村上宗隆内野手(19)に注目が集まる。

   阪神の2018年ドラフト1位・近本は開幕スタメンを勝ち取り、センターのレギュラーの座を手中にしている。センターライン強化を推し進める矢野燿大監督(50)の期待に応えるように、72試合に出場して打率.268、6本塁打24打点を記録し、持ち前の俊足を生かした走塁も大きな武器となっている。6本の本塁打が示すようにパンチ力もあり、「走攻守」揃った大型新人である。

   一方の村上はプロ2年目の今シーズン、その打撃センスが覚醒しつつある。ここまで74試合に出場し、19本塁打を記録しており、55打点を稼ぎ出している。類まれなる長打力を誇る一方で、打率は.230と低く、評価が分かれるところだ。また、守備面で大きな不安を抱えており、74試合に出場して「11」の失策を記録している。確かに長打力は大きな魅力だが、野手としての総合力でいえば、近本にやや劣るか。

   近本、村上ともにプロ野球ファンの注目度、期待度は高く、オールスターゲームのファン投票では、近本は外野手部門で2位、村上は3塁手部門で阪神の4番・大山悠輔内野手(24)や、セ・リーグ首位打者の中日・高橋周平内野手(25)を抑えて堂々の「トップ当選」。将来、球界を代表する打者に成長するであろう若き主砲への期待度の高さを物語っている。

ダークホース若林は沢村以来の新人王狙う

   この2人の間に割って入ってきそうなのが売り出し中の巨人・若林晃弘内野手(25)だ。6月6日の楽天戦で今シーズン初スタメンを勝ち取ると、以降、連続出場を果たしている。今シーズンはこれまで出場試合数は20試合と少ないが、打率.327、2本塁打8打点を記録しており、出塁率は.419と高い数字となっている。中盤以降、ダークホース的な存在として新人王レースに絡んでくる可能性が高く、目が離せない。

   2000年以降、セ・リーグの新人王は投手が11人、野手では8人がタイトルを獲得している。ちなみにパ・リーグは圧倒的に投手の新人王が多く、00年以降(00年は該当者なし)、打者2人に対して実に16人の投手がタイトルを獲得している。

   また、チーム別にみてみると、ここ8年間でセ・リーグ6球団すべてのチームにそれぞれ新人王が誕生しているが、巨人からは11年の沢村拓一投手(31)以来、新人王が出ていない。いずれにせよ、新人王レースは今後、床田、上茶谷、近本、村上を中心に展開していきそうな気配を見せている。

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