2024年 4月 16日 (火)

緊急トレードにみる原監督の「本気度」 それでも「補強第3弾」がささやかれるワケ

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「今の巨人で余裕があるのはキャッチャー陣...」

   右の宮国と左の森福、そしてクックの2軍落ち。デラロサの獲得と右の鍵谷、左の藤岡の獲得は、補強というよりも降格した3人の補填のようなものだろう。3投手の加入は確かに心強いものになるかもしれないが、補強という点においてはまだ完全ではないだろう。在京球団の関係者は巨人の投手補強に関して「その次があるかもしれません」と指摘した上で次のように続けた。

   「今回、3人の投手を獲得しましたが、デラロサに関しては肘のこともあり力は未知数です。藤岡、鍵谷についても絶対的セットアッパーとは言えません。優勝するためにはもう一つ上のクラスの投手が必要になってくる。次にトレードがあるとすれば、ワンランク上の選手のトレードになるでしょう。今の巨人で余裕があるのはキャッチャー陣。炭谷、小林、大城がいて、宇佐見が抜けても若手の岸田がいます。オリックスのようにキャッチャーをほしがっているチームはある。条件さえ合えば可能性は十分あるでしょう」

   リーグ首位の巨人は、交流戦最下位に終わった広島が調子を上げてくる前に首位固めに入りたいところ。トレード締め切りまであと約1か月。原巨人の補強第3弾はあるのか。6月29日のヤクルト戦からリーグ戦が再開される。

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