2024年 3月 28日 (木)

山本太郎「みんな、いま見た!?」 れいわ新選組の開票センターが沸き立った瞬間

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   参院選の投開票を迎えた、2019年7月21日。都内に設けられたれいわ新選組の開票センターでは候補者の当確が伝えられると会場は沸き、支援者らが祝いの声を上げた。

   開票センターでの様子を、J-CASTニュース記者がレポートする。

  • 当確を決めた舩後さん(左)と山本代表
    当確を決めた舩後さん(左)と山本代表
  • 支持者らの前で述べる山本代表(右)
    支持者らの前で述べる山本代表(右)
  • 当確を決めた舩後さん(左)と山本代表
  • 支持者らの前で述べる山本代表(右)

「生産性で人間をはからせない世の中、その第一歩をみなさんがつくったんですよ」

   開票センターに設けられた壇上にはスロープが設けられていた。

   20時になり、選挙特番が始まってから約5分後のことだった。比例区で優先的に投票できる「特定枠」の第1位から立候補した、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の舩後靖彦(ふなご・やすひこ)氏(61)の当確がNHKで伝えられると、会場のいる支持者たちは立ち上がり歓声を上げた。会場は「わーっ」と沸き立ち、指笛も鳴っていた。

   直後、山本太郎代表(44)が壇上に現れ、

「みんな、いま見た!? 舩後さん、当確ですって! みんなの力ですよ。これ世界で初めてじゃないですか。いやいやいや、これみんなの力ですかね、みんなの力ですかね。生産性で人間をはからせない世の中、その第一歩をみなさんがつくったんですよ。みなさんが。ありがとうございます」

などと支持者に語り掛けた。

   その後、山本代表は、「舩後さんと私をつないでくださった方がいらっしゃる」として、舩後さんの介助者である女性を紹介。話を振られた女性は支持者から拍手で迎えられ、

「みなさんありがとうございました。夢みたいで...」

と言葉を詰まらせつつも

「ギネスブックに申請したら通ると思います。今後ともよろしくお願いします」

と呼びかけた。

   再び、山本代表が「みんなでやっていきましょうね」と切り出すと、会場からは再び拍手が起きていた。

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