2019年 12月 9日 (月)

論争呼ぶあいちトリエンナーレ 焦点の「表現の不自由展・その後」には何が展示されているのか

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   愛知県内で始まった国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で、慰安婦問題にちなんだ「平和の少女像」などが展示され、論議を呼んでいる。

   表現の自由をうたう一方、撤去を求める動きも出てきた。一体どんな内容なのだろうか。

  • 「表現の不自由展・その後」の公式サイト
    「表現の不自由展・その後」の公式サイト

15年の「表現の不自由展」の続編

   物議を醸したのは、名古屋市内の愛知芸術文化センターで開かれている企画展の1つ「表現の不自由展・その後」だ。

   東京都内のギャラリーで2015年にあった「表現の不自由展」の続編という形を取っている。この展示会は、日本で表現の自由が脅かされているとの危機感から、検閲や忖度で展示できなかったり撤去されたりした作品を集めたという。続編では、その後に同様なことになった作品も加えて展示した。トリエンナーレは、2019年8月1日から10月14日まで開催される予定。

   続編で展示されているのは、二十数点の作品。「平和の少女像」は、韓国の彫刻家夫妻が制作した。これは、在韓日本大使館前などに置かれているのとほぼ同じだ。関連作品として、東京都美術館で12年に展示された後に撤去された少女像のミニチュアも並べられている。

   また、「昭和天皇と推定できる」との解説が付いた嶋田美子さんのエッチング作品「焼かれるべき絵」も展示されている。版画を一部焼いてあり、顔の部分が剥落したものだ。この展示では同時に、昭和天皇の肖像を燃やしたような映像も流されている。

   このほか、「九条守れ」などと書にした作者非公開の俳句作品や、米軍ヘリが墜落する様子を連想させる岡本光博さんのシャッター画「落米のおそれあり」などが展示されている。

   あいちトリエンナーレは、愛知県や名古屋市などでつくる実行委員会が主催し、県や市が負担金を拠出しているほか、文化庁からも補助金が出ることになっている。

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