2019年 8月 19日 (月)

指揮官不在の中で難敵・トンガに快勝 ラグビー日本代表がみせた「愛」と「成長」

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   2019年8月3日、ラグビー日本代表はトンガ代表と対戦(大阪・花園ラグビー場)、41-7(前半21-0)で快勝した。

   同試合では、ニュージーランド出身のジェイミー・ジョセフHC(ヘッド・コーチ)が不在という緊急事態の中で行われたが、選手たちが見事に躍動して見せた。

  • ラグビー日本代表勝利を大きく伝えるスポーツ各紙(左は日刊スポーツ、右はスポーツニッポン)
    ラグビー日本代表勝利を大きく伝えるスポーツ各紙(左は日刊スポーツ、右はスポーツニッポン)

突然の訃報、喪章をつけてグラウンドへ...

   突然の訃報だった。2019年9月20日に開幕する「ラグビーW杯2019日本大会」を目前に控えたテストマッチ。指揮官ジョセフHCの母・マウデさんが、天国へ旅立った。78歳だった。ブルーと黒の「セカンドジャージ」に身を包んだ選手たちは、それぞれ腕に黒の喪章を付けた。指揮官へ対する弔意と尊敬、そして来るべき日への決意からだった。

   W杯日本大会開催を目前に控えた現在、ジョセフHCはニュージーランド帰国をためらったそうだ。しかし、同じくニュージーランド出身のリーチ マイケル主将は「オレたちは大丈夫。勇気あるプレーを見せることで、いいメッセージを送るから」と言って、指揮官を母国へと送り出したという。

   世界ランキングでいえば、日本は11位、トンガは14位。しかしトンガは、体重155キロのPR(プロップ)を擁するなど、破壊力が半端ないチームだ。しかし「地獄の宮崎合宿」を経た選手たちは、指揮官の教えを貫き通した。「大柄な海外選手たちへは、2人でタックルに行く」。リーチ主将をはじめ、大柄な相手選手の突進を「上と下」の2人がかりで止め、ビッグゲインをほとんど許さなかった。

   結果、日本5トライ―トンガ1トライの完勝。ジョセフHCからは「よくやった」というメッセージが届いたという。

   これに対し、トップ・リーグ(TL)所属のキヤノン・イーグルスGMである永友洋司氏(元日本代表SH=スクラムハーフ)は、

「スクラムも良かったし、ディフェンスもしっかりできていた。ラインアウトは(W杯前 で)まだ、手の内を見せたくなかったところかもしれませんね。何より、指揮官不在の中でも、選手同士が一致団結して『オレたちはやるんだ!』という強い意志が見えました。チーム『愛』というか、2015年W杯で南アフリカに勝った時以上に、選手たちの『成長』を感じ試合でしたね」

   「8強」以上を目指す日本ラグビー界にとって、チームは最高の仕上がりとなっている。

(J-CASTニュース 山田大介)

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