人口減少社会を見据え様々な手段を講じる鉄道会社
労働人口が減少する中で、いかに労働環境を改善し効率的に限られた人数で作業を進めていくか。現在、多くの鉄道会社では人口減少社会を見据え、様々な手段を講じている。JR東日本は10月8日に常磐線(各駅停車)にATOを用いた「自動運転」の導入を発表した。身近な例だと遠隔管理や監視カメラにより、都会にある駅でも利用者が少ない時間帯の無人化が進められている。
鉄道業界の一連の流れを考慮すると、JR西日本が発表した最終電車の繰り上げを含む深夜帯ダイヤの見直しは納得できる。
(フリーライター 新田浩之)