2020年 2月 24日 (月)

ファン胸熱...! Evo Japanで実現した「さくらがんばる!」対決、両選手に感謝したい

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   2020年1月26日に幕張メッセで開催された格闘ゲームの祭典「Evo Japan 2020ストリートファイターⅤ部門」のグランドファイナルで春日野さくら(プレイヤー:ナウマン)と神月かりん(プレイヤー:マゴ)の対決が実現し、「ストリートファイターシリーズ」のファンを沸かせる一幕があった。

  • さくらとかりんの対決
    さくらとかりんの対決
  • さくらを使い「EVO JAPAN 2020」で優勝したナウマン選手
    さくらを使い「EVO JAPAN 2020」で優勝したナウマン選手
  • 2018年に発売された新装版。帯でかりんについて言及されている
    2018年に発売された新装版。帯でかりんについて言及されている

96~97年連載の漫画に描かれたライバル関係

   春日野さくらは1996年に稼働を開始したアーケード版「STREET FIGHTER ZERO 2」で初登場したキャラクターで、ストリートファイターシリーズの主人公であるリュウにあこがれて格闘技を習得し、ストリートファイターとして戦い続けている女子高生だ。

   そんなさくらを主人公としたスピンオフ漫画が1996年から1997年にかけて「コミックゲーメスト」(新声社)で連載されていた「さくらがんばる!」だ。著者は中平正彦。2018年には長らく商業誌未発表となっていた「さくらがんばる! 最終章・卒業」を収録した新装版が集英社より復刊されている。

   この作品に登場したさくらのライバルキャラクターが神月財閥の令嬢、神月かりんだ。「万事において勝利者となる」家訓の元、あらゆる格闘技をマスターしているが、同じ学校に通うさくらと勝負して人生初の敗北を喫し宿命のライバルとして彼女を追い続けている。その設定の秀逸さから1998年稼働のアーケード版「STREET FIGHTER ZERO 3」でプレイアブルキャラクターとして「ストリートファイターシリーズ」に本格参戦した。

使用者少ない「さくら」、対決は困難かと思われたが...

   『ストリートファイターⅤ』では高い性能を誇るキャラクターとして使用するゲーマーも多く、国内最高峰のプロゲーマーの中にも愛用者は多い。特に有名な使い手としては、「EVO Japan 2020」準優勝のマゴ選手や、「Capcom Cup 2019」で準優勝したPunk選手、日本人若手のジョニィ選手などがいる。

   残念ながらさくらは『ストリートファイターV』においてそれほど強力なキャラクターとはみなされておらず、使用者も少なかったため大舞台でこの両者の対決を見るのは難しいと思われていた。しかし2020年初の国際的な大会のグランドファイナルで図らずも両者の対決が実現したのは、さくら使いとして腕を磨き続けてきたナウマン選手の克己心と、長く日本のトップランクに君臨し続けるマゴ選手の実力の高さによるところが大きいだろう。

   1996年に登場したライバル同士が2020年に晴れ舞台で激突するという世紀を超えたロマンが実現したことをナウマン選手、マゴ選手両者に感謝したい。

(eスポーツライター 早川清一朗)

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