2020年 4月 4日 (土)

新幹線の「eチケット」導入、何が変わるのか? 便利さと気を付けたいポイント

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   新幹線に新たなチケットレス乗車サービスが導入される。

   ここ最近、東京都内のJR駅には「新しい当たり前へ。」とのキャッチフレーズとともに、俳優の田中圭さんをあしらったポスターが張られている。新たなサービスは、どんな内容なのか。

  • 東北新幹線にも導入される
    東北新幹線にも導入される

通常料金より安いが、注意点もある

   JR東日本、西日本、北海道の3社は、2020年3月14日から「新幹線eチケットサービス」を開始する。東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線が対象で、ネット予約したうえで、チケットレスで乗車できるサービスだ。すでに予約は2月14日から受け付けている。

   事前に交通系ICカードやモバイルSuicaを「えきねっと」(JR東)か「e5489(イーゴヨヤク)」(JR西)へ登録しておき、予約後にそのカードを改札機にタッチする。指定席の場合、通常の運賃・特急料金より200円安価に設定しているほか、購入時期によって「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」(JR東)、「eチケット早特1」「eチケット早特14」(JR西)といった、より安価な商品も用意されている。

   注意点としては、「特定都区市内制度」が適用されないこと。通常の乗車券であれば、たとえば中野―東京―盛岡を買うと、中野駅は「東京都区内」(料金計算上は東京駅発着として扱われる)にあたるため、運賃は東京―盛岡のみで済む。しかし、制度が適用されないと、中野―東京についても払う必要が出てくる。200円引きであっても、区間によっては割高になることもあるので、気を付けておきたい。

東海道・山陽新幹線は別サービス

   JR東には、これまでも「モバイルSuica特急券」(3月13日終了予定)があった。その名の通り、モバイルSuicaのみに対応し、交通系ICカードでは利用できないが、こちらもネット予約の上、チケットレスで乗車できる。新サービスは、それを発展させたものと考えるとわかりやすい。

   先行する新幹線のチケットレス乗車には、JR東海と西日本の「スマートEX」(17年開始)がある。これは東海道・山陽新幹線をネット予約し、手持ちの交通系ICカードで改札を通れるサービス。22年春を目標に、九州新幹線も対象になる予定だ。

   今回「eチケット」が始まることで、東西の新幹線が、それぞれチケットレスで使えるようになる。この次に期待したいのは両者の統合だ。JR西にとっては、北陸は「eチケット」、山陽は「スマートEX」と、1社2サービスになっている。混乱を避けるため、利用者としては一本化してほしいものだが、これまでのJR各社の関係性を考えると、なかなかスムーズにはいかないだろう。

(J-CASTニュース編集部 城戸譲)

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