2024年 4月 19日 (金)

レンタルビデオ店員「三密、守れるはずない」窮状 客は倍増、出勤拒否の動きも...

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「密集エリアやレンタル単独の直営店は、順次休業している」

   TSUTAYAを運営する蔦屋書店は20日、「新型コロナウイルス感染防止に伴う対策について」と題するお知らせをサイト上に出した。「お客様と従業員の健康と安全確保を最優先とした上で、できる限りお客様のご要望にお応えするよう努めております」としながらも、「各自治体からの要請を受け、人が多く密集するエリアや商業施設・公共施設における店舗や、レンタル単独店におきましては、直営店舗は順次休業をしております」と説明した。

   実際、都内では、17日現在で20店舗が臨時休業だったのが、21日現在では25店舗に増えてはいる。

   しかし、TSUTAYAサイトの臨時休業店舗一覧によると、21日午前8時時点で休業しているのは全国で118店であるのに対し、短縮営業しているのはフランチャイズ店を中心に790店舗にも及んでいる。

   TSUTAYAには、DVDレンタルのほか本も販売する複合店舗がある。都などは、本屋は休業要請の対象外としているが、人が多く密集するエリアや商業施設に入店している複合店は休業していると蔦屋書店の広報担当者が取材に答えた。ただ、それ以外では営業しており、DVDレンタルの売り場を100 平方メートル以下に順次縮小しているという。この床面積の店についても、都などは、休業要請の対象にしているが、休業しない場合は感染防止対策の徹底を求めている。

   売り場を縮小すれば、余計に混雑して密集状態になる心配はないのかを聞くと、「お客様に対しまして、複数名でのご入店や長時間の滞在は控えて頂く旨のお願いをしており、密集状態にならないように対処しております」と説明した。

   なお、返却されたDVDの消毒など感染防止対策については、「消毒液を可能な限り手配をして店舗に配送をしております」とし、緊急事態宣言が全国に広げられたことへの対応については、「今後各自治体の方針の発表があり次第、対応していく所存です」としている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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