2024年 4月 26日 (金)

「コロナ禍」という言葉はどこから来て、なぜここまで広まったのか

コロナ鍋はまだネタだが、メディアも「コロナ渦」と間違える

   上にも書いた通り、「~~禍」という言葉は確かに、コロナ禍以前からあった。

   では、普通に、一般的に使われていたかと言うと――それはNOだろう。

   証拠に、コロナ禍を「読めない」とか、「書き間違う」といった話題は、たびたび出ている。4月16日には「コロナ鍋(なべ)」という言葉がツイッターでトレンド入りして、ネットニュースにもなった。

   これはまだネタだが、「プロ」のはずのメディアも混同する。たとえば、毎日新聞が5月1日付で載せた記事だ。

「新型コロナ渦で苦戦 逆境はね返す若手漁師」
ウェブ版より。なお、日経テレコンによれば紙面にもそのまま地方版だが載った模様だ
ウェブ版より。なお、日経テレコンによれば紙面にもそのまま地方版だが載った模様だ

   「禍」じゃなくて「渦(うず)」になっちゃっている。海の話題なので、わざと引っ掛けたのかもしれないが......。この「コロナ渦」は、大手メディアのネット版記事でも時々見かける(そして静かに直っている)。

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