2024年 4月 26日 (金)

矢野阪神、止まらぬ100敗ペース 「デッドライン」どころか...リーグの借金一手に

9回好機に近本バント失敗で最悪の結果に...

   9回の攻撃では悩めるリードオフマン近本光司外野手(25)が好機に「失態」。2点ビハインドの9回無死1、2塁、近本は初球、2球目とバントを試みるもいずれも失敗し、4球目のチェンジアップを打ち上げショートフライ。ランナーを進めることすらできず、内野フライの最悪の結果に終わった。

   この3連戦では矢野燿大監督(51)の采配の迷いや選手の怠慢プレーなどがみられた。前日1日の中日戦では、大山悠輔内野手(25)を7回からセンターに起用。大山がセンターの守備につくのは1軍公式戦で初めてだった。また、攻撃面ではボーアが怠慢ともとれる走塁を。4回の打席で1、2塁間のゴロを放った際、2塁手が捕球した瞬間に速度を落として全力疾走を怠った。

   過去、阪神が逆転優勝を果たした時の首位との最大ゲーム差は1964年の6.5ゲーム差。ここがデッドラインとされるものの、現状はリーグで唯一勝率5割を切り、リーグの借金を一手に背負っている状態。貧打に加えて集中力に欠ける怠慢プレーが見られるなど、監督の采配以前に選手の資質が問われかねない状況にある。今シーズン2度目の同一カード3連敗で借金「8」。シーズン100敗ペースが止まらない。

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